〇〇は顔ほどに年齢を言う!?
老け見えを回避するために今すぐお手入れしたい3つのポイント

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いよいよ本格的な乾燥シーズンの到来です。お肌の乾燥、気になっていませんか?
乾燥は老化の大敵とも言われますが、乾燥によって「老け見え」してしまう3つの部分をご存知でしょうか?

クリームをジャーからすくいとる画像

1 乾燥による老け見えポイント 手指

実は意外と手を抜きがちで、老け見え度が高いのが手指です。「手は顔ほどに年齢を表す」とも言われるくらい、乾燥から老化が進みやすい部分の一つなんです。とあるアンケート調査によると、自分の手が老けていると感じている人の割合の2倍近い人が、他人の手を見て老化を感じたことがあるそう。つまり、自分では老けて見えると感じていないのに、他人には年齢を感じさせているということなんです。
[お手入れ方法]
日常的なお手入れには、肌に合ったハンドクリームが効果的です。特に水仕事の後は念入りに。朝晩はフェイスケアをする時に、手指全体にも化粧水をなじませてからハンドクリームを塗るのもおすすめです。指先が冷たくなりやすい人は、血行を促すように優しくマッサージしてみてください。

2 乾燥による老け見えポイント 目元

目の周りの皮膚はとても薄くて乾燥しやすく、顔の中でもダントツに老け見えしやすい部分です。常に外気や紫外線にさらされ、アイメイクやクレンジングなどで摩擦や刺激も多く、シワやたるみ、くすみが表れると分かりやすい部分でもあります。日頃のPCやスマホの使用で目元に疲れを感じている方も少なくないでしょう。
[お手入れ方法]
目元専用のアイクリームはもちろん、化粧水を含ませたコットンパックもおすすめです。ホットアイマスクやホットタオルで温めると、血行促進や眼精疲労が緩和されるという効果も期待できます。くすみが気になる時には、ジェルやクリームを付けてから指の腹で優しく円を描くようにマッサージしてみてください。

3 乾燥による老け見えポイント 髪

髪にツヤやコシがある人って、なんとなく若く見えませんか?逆に、髪がパサついているだけでくたびれた印象を与えてしまうことも。髪も常に紫外線や外気にさらされているだけでなく、カラーリングやパーマなどでも潤いが奪われてしまいがちな部分です。
[お手入れ方法]
保湿力の高いシャンプー・コンディショナーでお手入れしたり、週に数回はスペシャルケアでトリートメントを取り入れてみましょう。洗髪後はすぐにドライヤーでしっかりと乾かすことも大切です。日中は、ヘアオイルなどを使用すると、乾燥を防ぎながらツヤ見せしてくれるのでおすすめです。

森林浴の健康・美容効果

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思い返せば2020年の春先から約2年、私たちは自粛生活を余儀なくされ、日常生活の中でもソーシャルディスタンスを強く意識するようになりました。そんなコロナ禍でも楽しめるアクティビティとして、キャンプやハイキングなどの注目が高まっています。自然の中で過ごした時に、どこか清々しく、身も心も爽快感を体験した人も多いと思います。自然がもたらすこれらの効果は、科学的にも証明されており、樹木が発散する成分「フィトンチッド」がその鍵を握っています。

木々のイラスト

森の香り、「フィトンチッド」って?

フィトンチッドは、主に木の幹や根の中に含まれ、多くは葉から大気中に放出されています。植物や樹木は、害虫や微生物など、たえず侵入しようとするものがいてもその場から動くことができません。そこで有害な微生物や昆虫から身を守り、また傷つけられた時に病気に感染しないよう、自己防衛のために自ら殺菌作用のある物質を作り上げ放出していることが近年の研究で明らかになっています。

森林浴で健やかに、美しく

フィトンチッドは、樹木や植物を守るだけでなく、私たちの人体にも良い効果をもたらすことがわかっています。
・ 身体のストレスに関わるホルモンを低下する
・ 自律神経を安定させる
・ 不安を解消し、快適な睡眠をもたらす
・ 免疫力を高める

このようにリフレッシュやリラックスといった健康に良い影響をもたらす効果が得られることは、インナービューティー効果にもつながってきます。「ストレスは美肌の大敵」といわれますが、イライラしたり悩みや不安を抱えたり、ストレスを抱えることは肌に悪影響をもたらします。精神的ストレス度が高くなると、肌の老化を加速させるストレスホルモンが増加し、自律神経が乱れることで血行が悪くなり、肌に十分な栄養が届かなくなるだけでなく、冷えや肩こりも起こりやすくなります。森林浴によってストレスレベルが低下して血行が改善されると、肌に十分な栄養が届き、肌トラブルが解消され、老化防止にもつながります。また、樹木は水分を多く含むので、肌や髪に潤いを与えてくれる効果もあります。

日頃から大自然に触れるのが難しいという方も、樹木がたくさんある公園を散歩してみたり、市販されているフィトンチッド入りのスプレーなどを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

くすみが気になる大人肌の
透明感アプローチ

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紫外線対策はきちんとしているのに肌色がだんだんと濃くなってきたと感じたら、それは「くすみ」のはじまりかもしれません。肌のくすみは、身体の状態と深く繋がっていて、原因も様々です。くすみの原因を理解して、生活習慣を見直し、透明感を取り戻しませんか?

鏡を見てお肌をチェックしている

くすみの原因とは
肌のくすみを進ませる原因はいくつかあります。たとえば、「乾燥肌」によるもの。肌の表面はつやがあるように見えていても、角質の重層化によって内側では潤い成分が不足し乾燥することがくすみとなって表れます。ストレスや睡眠不足から「血の巡りが滞る」と、肌のターンオーバーの遅れにもつながります。また、摂り過ぎてしまった余分な糖分が肌のタンパク質と結びつく「糖化」や、タンパク質が脂質と結びつく「カルボニル化」が起こると、肌が黄色くくすんでしまう原因にも。日本人の肌を研究し続けてきた化粧品会社ポーラが最近行った研究では、血管に褐色の老化色素が蓄積することで肌が茶色く濁り、くすみにつながっていることも判明しました。こうしたいくつもの原因が重なることが、頑固なくすみ肌を生み出してしまっているのです。

透明感を取り戻すアプローチ
大人肌のくすみ対策は、様々なアプローチが効果的です。毎日の紫外線対策や保湿ケア、美白ケアはもちろん、週に1〜2回の角質ケアも定期的に行いましょう。血行促進のために、日頃から湯船に浸かったり、ウォーキングなどの適度な運動もおすすめです。また、血液をサラサラにしてくれる食材を積極的に取り入れることも、肌のくすみを抑えることにもつながります。納豆や梅干し、青魚などは、日頃の食生活に取り入れやすくおすすめです。今が旬のブドウも、豊富に含まれるポリフェノールがコレステロールの酸化を防いでくれます。糖化を防ぐためには、血糖値の急激な上昇を抑えることが効果的でしょう。野菜から食べ始めて、最後に炭水化物(米やパンなど)を食べるように心がけたり、できるだけ低G I( グリセミック・インデックス)値の食品を選ぶことも、糖化の抑制につながります。たとえば、白米よりも玄米、うどんよりもパスタ、野菜も芋類よりも生でも食べられる大根や葉物野菜を摂るようにするなど、できることから取り入れて、透明感を取り戻していきましょう。

暑い時こそ湯船に浸かって、
整えよう

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暑くなってくると、ついシャワーだけで済ませてしまったりしていませんか?強い日差しや暑さで疲れやすかったり、冷たい飲み物やエアコンで冷えやすくなったりと、体調を崩しやすい夏だからこそ、湯船に浸かってからだをしっかりと温めることが大切です。疲労回復効果があるだけでなく、いわゆる「夏バテ」予防にも効果的な、おすすめの入浴方法をご紹介します。

湯船のイラスト

熱すぎないお湯にゆっくり浸かる
湯船に浸かると疲れてしまう、という方が時々いますが、湯船の温度はどのくらいになっているでしょうか。42℃以上の高温になると、血圧や脈拍が急上昇し、交感神経を刺激してしまい、なかなか疲れがとれにくくなります。暑い日に疲れを感じた時は、37〜39℃くらいのお湯に30分ほどゆっくりと浸かってみましょう。ぬるめのお風呂に浸かることで、副交感神経を優位にし、気分を落ち着かせてくれます。血行が良くなるので、肩こりや腰痛、むくみの改善にも役立ちます。また、汗をかく習慣をつけることで、体温を調節する発汗機能をきちんと働かせ、体温調節機能を働きやすくすることにつながります。体温が下がる時に眠りに入りやすくなるため、就寝1〜2時間前の入浴が効果的です。

特に強く疲れを感じる時には
特に強く疲れを感じる日には、40℃ のお湯に10〜15分の入浴がおすすめです。ここでのポイントは、全身浴で首から下をしっかりと湯船に浸かること。10分連続でなくても、2〜3分ごとに入浴して合計時間が10〜15分になるようにすれば大丈夫です。また、40℃の入浴は数多くの実験によって血流量が多くなることが明らかになっており、全身浴することで、体のすみずみまで血液が行き渡り、疲労回復のスピードが上がります。

どちらの場合にも、脱水症状を予防するために水分補給を忘れないようにしてください。効果的な入浴方法を上手に取り入れて、暑い夏を乗り越えていきましょう。
※持病(既往症)がある方、治療中や妊娠中の方、体調に不安がある方は、かかりつけの医師と相談して入浴されることをおすすめします。

サプリメントの上手な飲み方

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新型コロナウイルスの影響で、これまで以上に健康に気遣う人が増え、サプリメントを積極的に取り入れている人が多いといいます。しかし、ほとんどのサプリは一日に推奨されている摂取量以外、飲むタイミングや飲み合わせなどについては説明書きがありませんよね。サプリの飲み方について迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

いろいろなサプリメント

飲むタイミングはいつがいい?

サプリは医薬品ではなく、いわゆる「健康食品」に分類されます。つまり、特別な記載がある場合を除いて、基本的にはいつ飲んでも問題ありません。まずは一日の摂取目安量を2〜3回に分けて飲んでみるのはいかがでしょうか。一日2粒の場合は朝・晩に、一日3粒の場合は朝・昼・晩に分けて摂取します。つい飲み忘れてしまうことが多い方は、一日の中で飲むタイミングを決めておくのが良いでしょう。朝食後や夕食後などタイミングを決めておき、まずは忘れずに継続して飲むことを習慣にすることを心がけましょう。

サプリを飲む時にはどんな飲み物がいいの?

基本的に特別な指示がない場合は、水かぬるま湯で飲むといいでしょう。サプリを飲む時に水分を一緒に服用するのは、スムーズに胃に運ぶためと、有効成分が溶け出しやすくなるという理由があります。また、水やぬるま湯は余分な成分を含まないので、サプリの働きを邪魔することがありません。飲み物に含まれる他の成分が、サプリの有効成分を弱めたり、強めたりすることがないように、水かぬるま湯で飲むようにしましょう。

複数のサプリや薬との飲み合わせは?

サプリは食品なので、一度に複数の種類を摂取しても差し支えありません。ただし、成分が重なる場合や上限量が設定されているものもありますので、目的に合わせて目安量を調節して摂取することをおすすめします。また、薬を服用している人は、飲み合わせが良くない場合があるので、できれば医師に相談をしてください。場合によっては、薬の効能が強くなりすぎたり、弱くなったりすることがあります。

まずは3ヵ月続けてみる

サプリは、不足している栄養を補う目的で摂取するものです。しかし、一週間、二週間飲んでみて効果がなかった、と飲むのをやめてしまう人もいるようです。サプリは健康や美容にすぐに効果を発揮するものではなく、あくまでも補助的な役割で健康をサポートしてくれるものです。まずは規則正しい健やかな生活を見直して、3か月ほどは続けてみるようにしましょう。