冷える女はたるむ?!冷えとお肌の関係

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先日某女性誌で「冷える女は、たるむ。」という見出しを見かけ、ハッとさせられました。冷えが様々な肌トラブルの原因となり、エイジングを加速させるということを、普段そこまで意識していなかったからです。実に約8割もの女性が慢性的な冷えに苦しんでいるといわれ、「冷えとり」「温活」など…毎年寒い季節の訪れとともに「冷え」にまつわる流行や健康法などが次々と話題に上るのも、すっかり定番化してきました。それほど冷えは女性にとって深刻な悩みであり、高い関心事になっているということですね。今日は「冷え」と私たちの「お肌」の関係についてご紹介します。

冷えがお肌に与える影響
もともと肌は体のいちばん外側にあるため冷えやすい場所です。冷えると血の巡りが悪くなったり滞ったりするので、本来行き届くはずである栄養素がきちんと肌細胞まで運ばれなくなります。そうなると肌は栄養不足になり、老廃物や毒素が溜まり、ターンオーバーの乱れや顔の筋肉の衰えを引き起こします。その結果、乾燥やしみ、シワ、たるみなどの肌トラブルが起こってくるのです。

冷えない体づくりに効果的な改善法
冷えない体づくりは、美しく若々しい肌をキープするために大切なポイントだということがわかってきました。それではどのような改善法があるのでしょうか。

1. 体を温める食事を心がける

東洋医学では、冷えは「万病のもと」と重視されています。食べ物を「陽」「平」「陰」の3つの性質に分け、冷えの改善のためには「陽=体を温める食べ物」を積極的に摂ることが大切だと考えられています。「陽」の食品の見極めるポイントは3つ。

・色の濃い食材
・寒い季節にとれる食材
・根菜やイモ類など地下でエネルギーを蓄えた食材

代表的なのは、ネギ、生姜、にんにく、こんにゃく、ゴボウ、蓮根、山芋などです。
また、体を内側から温めるには「温めて食べる」ことも大切です。生野菜よりも温野菜。冷たい飲み物よりは温かい飲み物を。火を通した食べ物を温かいうちにいただきましょう。

2. 適度な運動を習慣化する
体を動かすと筋肉を使うため、血流が良くなり体が温まりやすくなります。
スポーツジムに通い本格的に筋トレに励むのはもちろん効果的ではありますが、そこまで大掛かりでなくても、スクワットやストレッチなど簡単に体を動かすことを習慣化したり、エスカレーターをやめて階段を使用したり、短時間のウォーキングを取り入れたりと、自分が実践しやすい方法で毎日継続することがポイントです。
女性は男性に比べ筋肉が少なく脂肪が多いため、冷えやすい体の構造になっているといえます。 筋肉を増やして温まりやすい体づくりを目指しましょう。

3. 入浴時はシャワーだけでなく湯船に浸かって
簡単にシャワーだけで済ませるのではなく、ゆっくり湯船に浸かることが大事です。
普段は忙しく時間がない人でも、ぜひ週末は半身浴などで全身の血行が良くなるまでしっかり温めてあげてください。入浴でリラックスすることは、ストレス軽減にも繋がります。浸かりながらのマッサージも効果的です!

冷えは生活のちょっとした心がけで防ぐことができます。体質からくると諦めていないで、今年の冬こそは冷やさない体づくりで美肌も健康も手に入れましょう。

冷えは万病のもと

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手足の指先が冷たく感じるようになり、冬の訪れを感じる方も多いのではないでしょうか。冷えで悩む女性は、40代以降になると3人に2人という調査結果もあるといい、特に就寝時、炊事洗濯、電車やバスを待っている時に冷えを感じる方が多いようです。毎年のことだから…とつい我慢をしている方も多いと思いますが、この冬こそは「冷え」に悩むことのないように、冷え対策について紹介します。

冷えの症状と原因
「冷えは万病のもと」と言われるように、肩こり、腰痛、腹痛、生理痛、頭痛、関節痛、不眠、肌荒れなどの不快症状を引き起こします。また、不妊の原因の一つともいわれています。冷えの原因は、血行不良や更年期などが関係していると考えられていますが、中でも生活習慣や食生活の乱れ、無理なダイエットによるミネラル・ビタミン不足が冷えの原因になっているようです。
ミネラルやビタミンは、食べ物に含まれる糖質からエネルギーや熱を作り出す時に欠かせません。つまり、ビタミンやミネラルが不足すると、エネルギーや熱を作ることができず、体温が上がりにくくなり冷え性になってしまうのです。

冷えを引き起こす生活習慣とは
・冷たい食べ物・飲み物や甘い食べ物の食べ過ぎ
・季節はずれの野菜や果物の摂取
・無理な食事制限ダイエット
・運動不足
・喫煙
・過度のストレス
・便秘

冷え症改善方法
・体を温める食材を積極的に摂る
ショウガやココアは体の中から温めてくれるといいます。また、この季節は牡蠣がおすすめです。牡蠣は亜鉛などのミネラルやビタミンB1、B2などのビタミンが豊富なので、不足しがちなビタミンやミネラルを補って、体を温める熱を作り出すのを助けてくれます。

・継続的に適度な運動を
運動不足になると血液を送る筋力が低下し、冷え性の原因となります。ウォーキングやスクワットがおすすめです。

・お風呂にゆっくり浸かる
ゆっくりぬるめのお風呂に20分以上入り、体の心から温めましょう。お風呂から上がる前には、冷水をサッと足にかけると、湯上がり後の足からの放熱を食い止めることができ、足のポカポカが続きます。

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