いよいよ夏本番を迎えるこれからの季節。誰でも、いつどこにいても熱中症にかかる危険性があります。しかし、熱中症は正しい予防方法を知り普段から気をつけることで防ぐことができます。暑さが厳しくなる前に知識を身につけて、この夏を乗り切りましょう。
対策1 暑さに負けないカラダづくり
- 適度な運動
- 栄養バランスのとれた食事
- 睡眠環境
普段から適度な運動を取り入れて、暑さに備えたカラダを作りましょう。無理なく続けて行える20~30分のウォーキングがおすすめです。また、栄養バランスのとれた食事もカラダづくりには欠かせません。就寝時には通気性や吸水性の良い寝具を使ったり、寝室の温度を調整するなど環境を整え、質の良い睡眠を心がけるようにしましょう。
対策2 日々の心がけや工夫で暑さをやわらげる
- 気温と湿度を気にかける
- 衣服を工夫して暑さを調整
- 冷却グッズの活用
室内にいても、自分の環境の温度や湿度を気にかけるようにしましょう。衣服は麻や綿など通気性のよい生地や速乾性にすぐれた素材を選ぶことも大切です。冷却スカーフなどの便利グッズを取り入れて暑さをやわらげることもおすすめです。最近では100円ショップでも様々な種類のものを取り揃えているようです。
対策3 暑さから身を守る
- 飲み物を持ち歩く
- 休憩をこまめに取る
- 暑さ指数(WBGT)を意識する
出掛ける時には、いつも飲み物を持ち歩くようにして、水分をこまめに摂取するようにしましょう。厚生労働省によると、一日1.2リットルの水分補給が◎。日差しの中に長時間いる時には、こまめに休憩を取るようにし、無理しないように心がけましょう。環境省の熱中症予防情報サイト(http://www.wbgt.env.go.jp/)では「暑さ指数(WBGT)を公表しているので、熱中症対策の指標として情報をチェックしてみることもカラダを守ることにつながります。