くすみが気になる大人肌の
透明感アプローチ

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紫外線対策はきちんとしているのに肌色がだんだんと濃くなってきたと感じたら、それは「くすみ」のはじまりかもしれません。肌のくすみは、身体の状態と深く繋がっていて、原因も様々です。くすみの原因を理解して、生活習慣を見直し、透明感を取り戻しませんか?

鏡を見てお肌をチェックしている

くすみの原因とは
肌のくすみを進ませる原因はいくつかあります。たとえば、「乾燥肌」によるもの。肌の表面はつやがあるように見えていても、角質の重層化によって内側では潤い成分が不足し乾燥することがくすみとなって表れます。ストレスや睡眠不足から「血の巡りが滞る」と、肌のターンオーバーの遅れにもつながります。また、摂り過ぎてしまった余分な糖分が肌のタンパク質と結びつく「糖化」や、タンパク質が脂質と結びつく「カルボニル化」が起こると、肌が黄色くくすんでしまう原因にも。日本人の肌を研究し続けてきた化粧品会社ポーラが最近行った研究では、血管に褐色の老化色素が蓄積することで肌が茶色く濁り、くすみにつながっていることも判明しました。こうしたいくつもの原因が重なることが、頑固なくすみ肌を生み出してしまっているのです。

透明感を取り戻すアプローチ
大人肌のくすみ対策は、様々なアプローチが効果的です。毎日の紫外線対策や保湿ケア、美白ケアはもちろん、週に1〜2回の角質ケアも定期的に行いましょう。血行促進のために、日頃から湯船に浸かったり、ウォーキングなどの適度な運動もおすすめです。また、血液をサラサラにしてくれる食材を積極的に取り入れることも、肌のくすみを抑えることにもつながります。納豆や梅干し、青魚などは、日頃の食生活に取り入れやすくおすすめです。今が旬のブドウも、豊富に含まれるポリフェノールがコレステロールの酸化を防いでくれます。糖化を防ぐためには、血糖値の急激な上昇を抑えることが効果的でしょう。野菜から食べ始めて、最後に炭水化物(米やパンなど)を食べるように心がけたり、できるだけ低G I( グリセミック・インデックス)値の食品を選ぶことも、糖化の抑制につながります。たとえば、白米よりも玄米、うどんよりもパスタ、野菜も芋類よりも生でも食べられる大根や葉物野菜を摂るようにするなど、できることから取り入れて、透明感を取り戻していきましょう。

5-ALAはアミノ酸の一種?

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5-ALAはアミノ酸の一種?
5-ALA(5-アミノレブリン酸)は、アミノ酸の一種ですが、よく耳にするアミノ酸とは別の種類のアミノ酸です。よく耳にするアミノ酸は、私たちの体を構成するタンパク質を作るためのアミノ酸が主で、20種類のアミノ酸(必須アミノ酸と非必須アミノ酸)があります。

【必須アミノ酸(体内で合成できない)】
イソロイシン・ロイシン・バリン・ヒスチジン・リシン・メチオニン・トリプトファン・フェニルアラニン・スレオニン

【非必須アミノ酸(体内で合成できる)】
アスパラギン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・システイン・グルタミン・グルタミン酸・グリシン・プロリン・セリン・チロシン

アミノ酸

私たちの体のおよそ20%がタンパク質でできていますが、このタンパク質は、これらわずか20種類のアミノ酸が繋がってできていて、膨大な種類のタンパク質がそれぞれの役割を担いながら体の中で働いています。

特殊なアミノ酸5-ALA
これらのアミノ酸以外に、自然界には、約500種ほどのアミノ酸が発見されていて、タンパク質を構成するアミノ酸以外に、体内の細胞や血液中などに蓄えられている特殊なアミノ酸があります。遊離アミノ酸と呼ばれるアミノ酸でオルニチンやタウリンなどがあり、私たちの生体を維持するために重要な役割を担っています。5-ALAもこの遊離アミノ酸の一種で、数多くのアミノ酸の中でも唯一、体内で鉄分と結びついて血液中で酸素を体中に行き渡らせるヘモグロビンとなったり、マグネシウムと結びついて葉緑素の原料になる、とても稀有なアミノ酸です。

36億年前から存在している5-ALA
36億年前の創成期の頃から、地球上に存在する天然アミノ酸のひとつで、生命の根源物質とも言われています。もともと5-ALAは、ミトコンドリアという細胞内の小器官で生まれ、8つの5-ALAが合わさってヘムという物質の元になります。このヘムが生命活動の鍵となり、先程のヘモグロビンになったり、取り入れた酸素と食物をエネルギーに変換する、中心的な役割を担っています。つまり5-ALAがなければ、私たちはエネルギーを得ることができずに、動くことすらできません。

外から摂取された5-ALAの行方は?
多くの場合、体の中に存在する物質は、外から摂取するだけでは本来の効果を発揮する場所までたどり着くことができずにうまく働くことができませんが、5-ALAは、2つのアミノ酸が結合した分子の大きさと同じぐらいの大きさで、細胞の表面にある入り口から細胞内へ入り込むことができます。

細胞イメージ

さらに、細胞内にあるミトコンドリアで生まれた5-ALAは、一度ミトコンドリアの外に吐き出されるので、ミトコンドリアで作られた5-ALAと、外から取りこまれた5-ALAがうまく混ざり合い、再びミトコンドリア内でヘムを構成することできるのです。年齢とともに体内で生産できる量が減っていく5-ALAですが、外から効率よく補うことができるため、体内で5-ALA本来の力を発揮して有効に働いてくれます。

暑い時こそ湯船に浸かって、
整えよう

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暑くなってくると、ついシャワーだけで済ませてしまったりしていませんか?強い日差しや暑さで疲れやすかったり、冷たい飲み物やエアコンで冷えやすくなったりと、体調を崩しやすい夏だからこそ、湯船に浸かってからだをしっかりと温めることが大切です。疲労回復効果があるだけでなく、いわゆる「夏バテ」予防にも効果的な、おすすめの入浴方法をご紹介します。

湯船のイラスト

熱すぎないお湯にゆっくり浸かる
湯船に浸かると疲れてしまう、という方が時々いますが、湯船の温度はどのくらいになっているでしょうか。42℃以上の高温になると、血圧や脈拍が急上昇し、交感神経を刺激してしまい、なかなか疲れがとれにくくなります。暑い日に疲れを感じた時は、37〜39℃くらいのお湯に30分ほどゆっくりと浸かってみましょう。ぬるめのお風呂に浸かることで、副交感神経を優位にし、気分を落ち着かせてくれます。血行が良くなるので、肩こりや腰痛、むくみの改善にも役立ちます。また、汗をかく習慣をつけることで、体温を調節する発汗機能をきちんと働かせ、体温調節機能を働きやすくすることにつながります。体温が下がる時に眠りに入りやすくなるため、就寝1〜2時間前の入浴が効果的です。

特に強く疲れを感じる時には
特に強く疲れを感じる日には、40℃ のお湯に10〜15分の入浴がおすすめです。ここでのポイントは、全身浴で首から下をしっかりと湯船に浸かること。10分連続でなくても、2〜3分ごとに入浴して合計時間が10〜15分になるようにすれば大丈夫です。また、40℃の入浴は数多くの実験によって血流量が多くなることが明らかになっており、全身浴することで、体のすみずみまで血液が行き渡り、疲労回復のスピードが上がります。

どちらの場合にも、脱水症状を予防するために水分補給を忘れないようにしてください。効果的な入浴方法を上手に取り入れて、暑い夏を乗り越えていきましょう。
※持病(既往症)がある方、治療中や妊娠中の方、体調に不安がある方は、かかりつけの医師と相談して入浴されることをおすすめします。

5-ALAはどうやって作られているの?

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体の中で作られる5-ALAなのに減っていく!?
5-ALAは、天然に存在するアミノ酸で、ヒトや動物、植物の細胞内にあるミトコンドリアで作られています。また納豆やワイン、甘酒などの食品中にも含まれていて日々の生活の中で摂取している物質でもあります。ミトコンドリアで作られた5-ALAは、ミトコンドリアの働きを活性化する成分として注目されていますが、残念ながら体内で作られる5-ALAの量は、体が成熟する時期をピークに加齢と共に低下していきます。

5- ALAの製造には、微生物の力が必要!
5-ALA は私たちの体内で果たす役割が大きいにも関わらず、長年注目されてきませんでした。それは、体内ですぐに違う物質へと変わってしまうため、5-ALAの優れた特性が気づかれにくかったということ、そして、人工的に5-ALAを製造することが非常に難しかったことが原因として挙げられます。それが四半世紀もの年月をかけて、光合成細菌という微生物の力を借りた微生物発酵法によって製造法が開発されました。
この光合成細菌は田んぼ等にも存在している微生物で、私たちの身近にも多く存在しています。

5-ALAの製造法は?
では実際にはどのように作っていくのでしょう?5-ALAを作り出すのにもっとも重要なのは、光合成細菌(ロドバクター・セファロイデス)という細菌です。遺伝子組換えを使わずに、長年に及ぶ研究を重ね、少しずつ改良しながら大量生産できるようにさせた特殊な細菌を用います。この細菌の増殖に用いる主な原料は、グルタミン酸ナトリウム、酵母エキス、グルコース、ビタミン、ミネラル等です。
まずこの光合成細菌を発酵させながら少しずつ増殖させ、光合成細菌の数を増やしていきます。そして十分に光合成細菌が増えたところで、5-ALAを生み出すために必要な原料となるグリシンとグルコースを加えます。

5-ALAを生み出す

光合成細菌はこれらの成分を取り込み、光合成細菌の体内で5-ALAに変換させ、蓄積していきます。こうして生まれた5-ALAを分離させ濃縮、不純物を取り除き精製したものを結晶化させると白い粉となり、医薬品や化粧品の原料になります。「発酵」「精製」「結晶化」という3 つの工程を得て、ようやく5-ALAが誕生します。

5-ALA製造工程

健康食品、化粧品、肥料、医薬品まで様々な用途で使用されている5-ALAですが、微生物発酵法という技術を用いて安定的に5-ALAを生産できるのは、世界でも唯一、静岡県袋井市にある工場だけです。今後はさらに製造技術が広がり5-ALAが世界中で浸透してくると期待されています。

サプリメントの上手な飲み方

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新型コロナウイルスの影響で、これまで以上に健康に気遣う人が増え、サプリメントを積極的に取り入れている人が多いといいます。しかし、ほとんどのサプリは一日に推奨されている摂取量以外、飲むタイミングや飲み合わせなどについては説明書きがありませんよね。サプリの飲み方について迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

いろいろなサプリメント

飲むタイミングはいつがいい?

サプリは医薬品ではなく、いわゆる「健康食品」に分類されます。つまり、特別な記載がある場合を除いて、基本的にはいつ飲んでも問題ありません。まずは一日の摂取目安量を2〜3回に分けて飲んでみるのはいかがでしょうか。一日2粒の場合は朝・晩に、一日3粒の場合は朝・昼・晩に分けて摂取します。つい飲み忘れてしまうことが多い方は、一日の中で飲むタイミングを決めておくのが良いでしょう。朝食後や夕食後などタイミングを決めておき、まずは忘れずに継続して飲むことを習慣にすることを心がけましょう。

サプリを飲む時にはどんな飲み物がいいの?

基本的に特別な指示がない場合は、水かぬるま湯で飲むといいでしょう。サプリを飲む時に水分を一緒に服用するのは、スムーズに胃に運ぶためと、有効成分が溶け出しやすくなるという理由があります。また、水やぬるま湯は余分な成分を含まないので、サプリの働きを邪魔することがありません。飲み物に含まれる他の成分が、サプリの有効成分を弱めたり、強めたりすることがないように、水かぬるま湯で飲むようにしましょう。

複数のサプリや薬との飲み合わせは?

サプリは食品なので、一度に複数の種類を摂取しても差し支えありません。ただし、成分が重なる場合や上限量が設定されているものもありますので、目的に合わせて目安量を調節して摂取することをおすすめします。また、薬を服用している人は、飲み合わせが良くない場合があるので、できれば医師に相談をしてください。場合によっては、薬の効能が強くなりすぎたり、弱くなったりすることがあります。

まずは3ヵ月続けてみる

サプリは、不足している栄養を補う目的で摂取するものです。しかし、一週間、二週間飲んでみて効果がなかった、と飲むのをやめてしまう人もいるようです。サプリは健康や美容にすぐに効果を発揮するものではなく、あくまでも補助的な役割で健康をサポートしてくれるものです。まずは規則正しい健やかな生活を見直して、3か月ほどは続けてみるようにしましょう。