この季節だからこそ見直したい保湿ケアの基本

Pocket

乾燥肌だけでなく、小じわやくすみ、肌トラブルなどの改善に保湿が大切だということは、スキンケアの基本としてみなさんもご存知でしょう。それでも肌の状態が改善されない場合、もしかしたら保湿の方法が間違っているのかもしれません。保湿の基本をもう一度見直して、正しい保湿の仕方を身につけて、厳しい冬を乗り切りましょう。

こんな保湿をしている方は注意!
少しの改善で、潤いに満ちた肌に近づけます。

とにかくパッティング命!
化粧水をパッティングして肌になじませることで、「肌へ適度な刺激を与えて血行を良くしてくれる」と聞いたことがあるかもしれません。しかし、強く何度もパッティングすることは肌への刺激になるだけで、実際はあまり効果がありません。化粧水を手のひらにとって軽くなじませたら、顔全体に押し当てるようにして丁寧に保湿してみてください。肌の潤い状態に合わせて、2 、3 度繰り返して化粧水を肌になじませるようにしてみてください。

とにかく保湿クリームをたっぷりつけている
保湿クリームの役割は、肌の潤いを閉じ込めるようにしてあげるヴェールのようなものです。そのクリームを過度にたくさんつけても肌にすべての潤いや栄養が入るわけではありません。化粧水は軽めにして、クリームをたっぷり付けるという方もいるのですが、肌が必要としているのは潤いです。できれば肌のつっぱり感がなくなるくらい化粧水をたっぷりつけて、適量のクリームを顔全体に薄く伸ばしてみてください。ハリやたるみなどの肌悩みがある方は、クリームの前に美容液で栄養を補給してあげるようにしましょう。

長年同じ化粧品を使っている
若い頃からずっと同じスキンケアでを使っていても、肌の状態が変わらず保たれていれば良いのですが、実際にはなかなか難しいことです。年齢を重ねることによって肌の新陳代謝は悪くなりますし、皮脂の分泌量も減ってきます。また、体調やホルモンバランスの変化によっても昔と肌の状態が変わったと感じている方は少なくないと思います。気温の変化に応じて着るものが変わるように、肌の状態の変化に合わせてスキンケアを見直すようにしましょう。

一言で伝えきれない5-ALAの魅力
医療分野での応用が広がる5-ALA

Pocket

がんの診断薬としても注目されている5-ALA
がんの治療法の一つに光線力学療法(photodynamictherapy:以下PDT)という治療法があります。これは、がん細胞のところに集まる性質を持っている成分(主に蛍光物質)を投与して、その部分に光を当てて、がん細胞を死滅させるという治療法です。正常な細胞への影響が少なく、体への負担が軽い治療法として知られています。この治療法は光を当てると、がん細胞の部分だけが光るという特徴があるのですが、その光っている部分だけを切除していく光線力学診断(PDD:Photodynamicdiagnosis)という診断があります。
現在は、光線力学療法では蛍光物質としてレザフィリンという薬剤が主流ですが、近年5-ALAを用いた光線力学診断も実施されるようになってきました。5-ALA(5-アミノレブリン酸)は体内に取り込まれると、正常な細胞では、ヘムという物質に代謝されていきます。しかし、がんの場合、5-ALAががん細胞に過剰に集まり、蛍光物質(PPⅨ)に変わるという現象がおきます。 

5-ALAを取り込んだ際の、正常細胞とガン細胞での代謝の違い

この蛍光物質に青い光と当てると、がん細胞の部分だけが赤く光るため、正常な細胞との区別がつきやすくなり、小さながん細胞の見落としが軽減されます。人の目では認識できないがん細胞が可視化できることで、より正確に摘出することができるのです。

膀胱がん手術画像(光線力学診断

すでに悪性神経膠腫(しんけいこうしゅ)や膀胱がんの手術時に使用する診断薬として保険適用となっています。また、胃がんの腹膜播種(ふくまくはしゅ)に対しても薬事承認に向けた取り組みが実施されています。元々5-ALAは、動植物の体内に含まれている天然のアミノ酸ですので、人体に負担を与えず安全性がとても高い成分であることから診断薬として注目されてきました。

2017年4月に、特殊な光源を用いた医療に関する診療や研究、教育を行う日本初の本格的な「光線医療センター」が高知大学医学部附属病院に設立されました。このセンターでも5-ALAと光を用いた脳腫瘍、皮膚表皮内がん、膀胱がん、前立腺がんにおける研究、開発が行われています。5-ALAを使った光線力学治療は、多くのがんに応用できる汎用性の高い最新医療技術であることから、がんに悩む数多くの患者さんにとって大きな福音をもたらすことが期待されています。

自宅やオフィスでできるお手軽ヨガ 〜椅子ヨガ①〜

Pocket

デスクワークで凝り固まった肩周りをほぐすオフィスでできる「椅子ヨガ」

デスクワークが長く、同じ姿勢で座り続けると肩周りが凝り固まってしまいます。たまには、背中にピッタリくっついた肩甲骨を剥がし、肩周りをほぐしていきましょう。
肩と腕をつなぐ役割をする肩甲骨ですが、腕と肩の付け根の部分から背中に向けて二等辺三角形の形をしています。この肩甲骨は、鎖骨とつながっているだけの、浮いているような状態の骨。ですから体の外側に開いたり、背中側に寄せたり、上下に動かせたり、回せたり、と自在な動きができるのです。
ところが、デスクワークなどで前かがみの姿勢ばかりを取っていると、肩甲骨は、開いたまま戻ってこられなくなったり、猫背によって肩甲骨が上がりっぱなしの状態になり、本来可動域の大きな肩甲骨の動きがだんだん小さくなってきます。すると周辺の筋肉も血行不良に陥り、長く筋肉の緊張状態が続くと筋肉に尿乳酸が溜まり、肩こりの原因になってきます。
デスクワークが長く、肩がガチガチ。まるで肩甲骨がぴたっと背中にくっついている気がする……。
そんな方には、椅子に座ったままできるお手軽ヨガで、肩周りをほぐしながら肩甲骨の可動域を少しづつ広げていくようにしましょう。
仕事の合間や休憩時間など短時間でリフレッシュできますのでぜひお試しください。

椅子ヨガ

  1. 両足を軽く開き背筋を伸ばして椅子に座ります。
  2. 両手を頭の上にあげ、手と肘を組み息を吸いながら背筋を伸ばします。
  3. 息を吐きながら右側に倒します。この時、胸が正面に向くように意識して体が前に倒れないように注意しましょう。
  4. 息を吸いながら元に戻します。
  5. 息を吐きながら反対、吸いながら元に戻します。
  6. 両手を降ろします。
  7. お尻の後ろで手を組みます。
  8. 肩甲骨を内側に寄せながら胸を広げます。手が斜め下に引っ張られるように意識しましょう。
  9. 大きく息を吸って吐きながら上体を前に倒します。余裕があれば手を天井の方にあげてみます。
  10. 息を吸いながら上体を元に戻します。
  11. 息を吐きながら手を解放します。

Youtubeで紹介しています。
URL:https://youtu.be/SGU2rmrDIIY
協力:ヨガ・ピラティス専門スタジオ ヨギフィール

身体のSOSのサイン?肌トラブルと体調不調について

Pocket

足裏の反射区で身体の状態がわかるように、実は顔も身体の縮図といわれるほど、内臓や心身の状態を映し出すことをご存知ですか?吹き出物、シミやシワなどの肌トラブルは、顔のどの場所に出ているかによって、弱っている内臓や毒素が溜まっていることを知らせてくれています。今のあなたの身体はどんな状態でしょうか?

こめかみから髪の生え際
毎日きちんと洗顔しているにもかかわらず、この辺りに細かい吹き出物ができる時には、主に肝機能の低下や、ストレスからくる精神不安定が関係していると考えられます。アルコールを控えて、好きな音楽や香りとともにリラックスする時間を積極的にもつようにしましょう。

口の周り
口の周りに吹き出物ができた時は、腸の不調が現れていると考えられます。暴飲暴食で胃腸に負担がかかっていたり、冷たいものや刺激物の取りすぎで弱っている可能性も。長引く場合には、慢性的な腸の疲れも考えれます。また、ほうれい線が深い人は腸が弱いという見方もあるそうなので、胃腸の調子を整えてくれる発酵食品を取り入れたり、胃腸に負担の少ない飲食を心がけるようにしましょう。

肌トラブルと体調不良について

鼻下からあご
この辺りはホルモンバランスの影響が出やすいと考えられています。つまり、婦人科系の機能が弱っているサイン。肌トラブルを改善するには、生殖器の働きにいいといわれるわかめやひじきなどの海藻類や、ホルモンバランスにいいといわれる大豆イソフラボンなどがおすすめです。

頬からフェイスライン
頬からあごにかけてのフェイスラインが乾燥している時には、呼吸器の不調が考えられます。呼吸器といっても、肺だけのことではなく、鼻やのど、気管支、皮膚呼吸をしている皮膚までもが含まれます。特にこの季節から春先にかけては、空気の乾燥によって、鼻づまりやのどの腫れなど呼吸器全般が不調に陥りやすいので注意が必要です。

美肌は、心身の健康があってこそ保たれるものです。肌のSOSに気づいたら、日々の生活や食事を見直す良いチャンス。内側から健やかな肌を整えていきましょう。

進化の過程で生命を支えてきたアミノ酸 ALA

Pocket

地球が誕生した時、酸素はなかった!?
私たちの祖先は、はるか大昔、酸素が嫌いな生命体と酸素が好きな生命体が、融合し進化してきたといわれています。酸素が嫌いな生命体?ということは「呼吸ができない」というように思いがちですが、実は地球が誕生した約46億年ほど前の地球には、酸素はほとんど存在しておらず、大気のほとんどは二酸化炭素でした。
地球上に生命が誕生したのは約38億年前。この頃、陸上では火山活動が活発で、生命が生存するには厳しい環境です。そんな中、最初の生命が誕生したのは海の中でした。生物の原料となるアミノ酸や糖などの有機物が、様々な気象現象や隕石によって原核生物が誕生しました。これらの原核細胞は、酸素を使わずに海中の有機物を取り入れて生息していました。その後、地球上ではじめて光合成を行うラン藻植物(シアノバクテリア)が登場し、地球上に酸素が放出されるようになってきました。
このシアノバクテリアは、細胞の中に核を持たない原核生物で、植物の祖先にあたります。生命進化の最も初期に出現し、十億年間も酸素を発生し続けたおかげで、大気に酸素が存在するようになりました。現在でもこのシアノバクテリアの仲間は、池や沼、海に多く存在しています。

昔の地球

細胞の進化に関わるミトコンドリア
その後、原始生物にとって猛齊だった酸素を、進化の過程で細胞の中に酸素を利用してエネルギーに変えることのできるミトコンドリアと、核を取り込み生きられる生物「真核細胞生物」が誕生しました。ミトコンドリアが細胞の中で共生できるようになってはじめて、大型化・複雑化が可能となりました。このような現象が起きなければ、人間はもとより、他の知的生命や多細胞生物も存在していなかっただろうといわれています。酸素のなかった遥か昔から地球には生物が存在し、酸素が増えてきた地球の環境に細胞と核、ミトコンドリアが融合し、細菌、植物、脊椎動物、魚類、爬虫類、哺乳類へと進化してきました。とてつもない長い時を経て、私たちは形作られてきましたが、人間や動物に限らず植物の細胞の中には、必ずミトコンドリアという小器官が存在しています。このミトコンドリアこそが、酸素を利用して糖分や脂肪を原料に私たちが動くためのエネルギーを生み出しているのです。

ミトコンドリアの機能を高めるALA
このミトコンドリアの中で作られるALA(5—アミノレブリン酸)は、先程の地球上に生命が誕生した時から存在しているアミノ酸で「生命の根源物質」と言われています。太古の昔から、今では動物から植物まで幅広い種に存在し、生命活動を支える重要な役割を担っています。