コットンはスキンケアの脇役として美肌作りに欠かせないですが、人によって使用感や大きさなど好みがある方もいれば、あまり気にしない方もいるようです。ドラッグストアなどに行くと様々なタイプのコットンが並んでいますが、中でもおすすめなのが大判サイズで厚みがあるタイプです。このタイプはふんわりとして柔らかく肌に負担をかけないだけでなく、毛羽立ちにくくてヨレにくいため、ストレスなくお手入れできるという点でもおすすめです。
コットンを使うと肌荒れしてしまうのではないかと気になる方もいますが、肌荒れが起きる原因はコットンが原因ではなく、使い方を間違えているケースが多いようです。力強く肌にこすりつけたりパッティングは肌に負担がかかり、肌トラブルに繋がります。実際にはコットンでお手入れをしている時には自覚症状がないほどのごく弱い炎症の場合でも、後に赤くなってしまったり毛穴が開くなどの違和感につながるため、できるだけ優しく肌にそっとタッチするような感触でお手入れするようにしましょう。
正しいコットンの使い方
- コットンは繊維が一定方向に流れているため、この繊維の流れる向きに対して垂直になるように中指と薬指や小指で挟んで持ちましょう。繊維の向きに逆らわないで使用することで、毛羽立ちやヨレを防ぐことができます。
- 化粧水は500円硬貨より少し大きめぐらいにたっぷりと含ませると、肌への負担をより軽減できます。
- 頬や額の広い部分からコットンを当てるようにして、顔の中心から外側へ向かってゆっくり滑らせるようになじませます。この時、コットンの繊維が縦にならないよう繊維の流れに沿ってなじませると肌に余計な刺激を与えません。
- 口元、目元、鼻まわりの細かい部分まで優しく丁寧に馴染ませましょう。
- 最後にフェイスラインや首元まで化粧水でしっかりとお手入れします。
コットンの選び方や使い方でスキンケアの効果にも差が出てきます。なんとなく肌の調子がイマイチと感じたら、コットンを見直すのも一つの手かもしれません。ぜひご自身のお肌に合ったコットンを探してみてください。