黄ぐすみの原因と対策

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「なんとなく顔色が黄色っぽくなってきた」そう感じたことはありませんか?体調や季節によっても血色や肌色が変わってきますが、 以前よりも黄色くなってきたと感じていたら、それは「糖化」を引き起こしているかもしれません。まずは今のお肌の状態をチェックしてみましょう。

肌の「糖化度」セルフチェック表

チェックした数が多ければ多いほど、肌の糖化が進んでいる可能性が高いです。これらの項目は老化とも共通していますが、最初の3つにチェックを付けた場合は、特に糖化の進行を疑ったほうがいいかもしれません。

肌の「糖化」はどうして起こるの?

肌は主にタンパク質でできています。糖質は人間にとって欠かせない栄養素ですが、必要以上に摂取して余った糖とタンパク質が体内で結びつくと、タンパク質が硬くなり、弾力性や柔軟性が低下してたるみやごわつき、褐色化などを引き起こします。これが「糖化」と呼ばれる状態です。糖質と結びついた糖化タンパク質は劣化していき、「AGEs(終末糖化産物)」となって蓄積されて黄ぐすみの原因になるだけでなく、老化を加速させる原因にもなるといいます。

鏡でお肌の状態を見ている写真

「糖化」を防ぐには?

糖化の原因の一 つは、 糖質の摂り過ぎです。 甘いものを毎日たくさん食べる習慣があったり、炭水化物を食べ過ぎてしまう人は要注意で、糖化のリスクがより高くなります。また、急激な血糖値の上昇を繰り返したり、 慢性的な高血糖が続いたりしても、糖化は起こりやすくなります。糖化を予防するためには、まずはインナーケアを見直すことから始めてみましょう。 炭水化物 (糖質) を摂り過ぎない、ゆっくり時間をかけて食べること、GI値(【グリセミックインデックス】血糖の上昇スピードの指標)の低いものを選んだり、食べる順番を見直す(まずは野菜や汁物から、炭水化物は最後に)ことなどが効果的です。生活習慣を見直すことで、ハリや透明感のある肌を取り戻していきましょう。

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