ララ・ソロモンの背景にあるストーリー〈3.APSDの活動:PCCについて〉

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ソロモン諸島のマライタ州フィユ村という所に、ララ・ソロモンのハチミツを供給しているNGO【APSD】の活動拠点、PCC(パーマカルチャーセンター)があります。

今から10年ほど前、この地にPCCを開校した時はまだ雑草や雑木が生い茂っているような場所でした。
当時は機械も何もなかったため、村の若者たちが力を合わせ、ナイフ一本で土地を開墾していき、少しずつPCCで農業研修ができるようになりました。それまでは輸入に頼っていたお米も、自分たちの手で作れるようになるために稲作に挑戦したり、野菜・養豚・養鶏と様々なファームが次々とできていきました。

04年2月ソロモン 155

 

PCCでは単に農業技術を学ぶだけでなく、流通・販売・サービスの視点までを含んだカリキュラムが組まれています。昔から大切にしてきた自然の恵みを活かしつつ、自分たちの資源を見直し、生活力を高めていける若者の人材育成をすることで、穏やかに持続可能な社会発展していくことを目指しています。

04年4月フィユ1 048

そのPCCのカリキュラムの一環として2004年より養蜂をスタート。過剰な森林伐採や、森林減少による食料や水源などの減少が懸念されている中で、森を壊すのではなく、森を活かし、共に育む産業の可能性が見出されてきています。

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そんな活動から生まれたのが、ララ・ソロモンに配合されている熱帯雨林はちみつです。
ララ・ソロモンは、APSDの活動を通じて、遠い南の島国の人たちの暮らしをほんの少し守ることに繋がっているのです。

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