免疫力の低下と冷え性…ALAとの関係

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これから一段と底冷えしてくる季節ですが、季節を問わずにいつも手足が冷えているという「冷え性」の方が最近とても増えています。
50年前の日本と比較すると、現代の日本人の体温は0.7度近く下がっているそうです。その主な原因として考えられるのは、仕事や家事が便利になり、生活の中で運動をする機会が格段に少なくなったことから筋肉量が低下し、基礎代謝が下がっていることが挙げられます。
また、過労やストレス、睡眠不足などにより、自律神経のバランスが崩れていることも、冷え性の要因と考えられています。

体が冷えると、元々持っている免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなるといわれています。特にウィルスが活性化する冬の低温乾燥の季節には、外部から侵入してくるウィルスなどを排除する力が弱まってきます。
病を未然に防ぐには、体温を上げて、免疫力を使えることが一番ですが、一般的には加齢とともに基礎代謝が下がり、免疫力は20代をピークに低下していきますので、基礎代謝を上げるために運動や睡眠、食生活が重要になってきます。

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実は、外部からALA(5-アミノレブリン酸)を取り入れると、食べた物を熱として消費する働きを持つ「YCP」と呼ばれるタンパク質を細胞の中にあるミトコンドリア内で増やしてくれます。ALAを摂取すると、この「UCP」が増え、約4時間後には体温が平均0.2度上昇することがわかっています。

ミトコンドリアの機能を強化して免疫力を高める
元々、ミトコンドリアは、人がんが動く時のエネルギーを生み出す役割を持っていますが、ミトコンドリア内でエネルギーが生まれる時には、同時に熱も生じるために体温が上がってきます。つまり、ミトコンドリアの機能を強化すれば、体温が上がり、免疫力強化につながります。
現在では、ALAを摂取することでミトコンドリアの機能を強化することが解明されてきていますが、ALAを摂取するメリットは他にどのようなことがあるのでしょうか。

ALAを摂取して、ミトコンドリアの機能を強化することはとても重要ですが、ミトコンドリアそのものの量を増やすための有酸素運動や、ミトコンドリアを強化するための安定した睡眠やバランスのとれた食事も大切です。しっかりと心がけて過ごしたいものです。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

老化の進む季節に心がけたい基本のスキンケア

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これから迎える冬は、とにかく空気が乾燥し、肌も水分を奪われて敏感になる季節です。
乾燥や肌悩みを改善したくて、あれもこれも使ってしまいがちですが、いくら高価な化粧品を使っても、正しいスキンケア方法を知らないと効果が半減してしまうこともあります。
保湿力をアップし、肌悩みの改善をサポートする基本のスキンケア方法をご紹介します。

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保湿化粧水で潤いを与え、荒れた肌を整える

洗顔後の肌には、できるだけ早く化粧水を。
コットンでつける時は、コットンを2枚合わせて裏側まで沁みるまでたっぷりと化粧水をなじませます。手でつける時は、手のひらに化粧水を広げてから丁寧に顔全体になじませていきましょう。力強いパッティングのし過ぎはNG。血行を良くする程度なら、軽いパッティングで十分です。

 

保湿クリームで乾燥をしっかり防ぎ、肌の若さを保つ

乾燥が気になる時は、いつもよりやや多めに保湿クリームを使いましょう。
まず、クリームを手のひらにとり、顔全体に伸ばします。その後、目元・頬・口元などの乾燥しやすい部分に付け足していきます。乾燥をしっかり防ぐことは、肌の老化やシミ、シワを予防し、肌の若さを保つことにつながります。

 

★秋冬のお手入れポイント★

  • 洗顔するお湯の温度に気をつけて!
    寒い時の洗顔は、お湯の温度も高くなりがちです。熱いお湯で洗顔すると、肌の潤い成分が必要以上に奪われやすくなってしまいます。理想的な温度は人肌くらいのぬるま湯がいいでしょう。また、メイク落としや洗顔で手を抜くと、皮脂や脂分が酸化し肌の老化につながるので、面倒でも毎晩の洗顔を心掛けましょう。
  • ラップパックで保湿力UP
    乾燥が特に気になる部分は、化粧水の後、美容液や乳液をつけ、キッチン用のラップを適当な大きさに切ってかぶせる簡単パックを。5分ほどしてはがすと、柔らかく、しっとりとした肌になります。

むくみ解消&代謝アップ!足浴美容法

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体と心の疲れを癒やすといわれる「足浴」。通常の入浴に比べ心臓への負担が少なく、高血圧や心疾患を持つ方、高齢者や体力の弱い方にも適したリフレッシュ健康法の一つです。
足浴をすると、足ツボが刺激され、血行が良くなり全身に血液が流れやすくなります。また、むくみや疲れが取れたりするのも実感できます。

効果的な足浴方法とは
桶や洗面器などに体温より少し高めの38±2℃くらいに調整したお湯を準備します。お湯の量は、かかとから15cm~20cm位がおすすめです。
足首の内側、くるぶしの骨の少し上にある婦人科系の万能ツボ「三陰交」が浸るくらいを目安とします。

両足をお湯に入れたら、10分間のんびりした気持ちでリラックスしてください。読書や音楽で過ごすのも良いと思います。
しばらくすると全身がぽかぽかして少し汗ばんでくるのを感じるかもしれません。
温まったら、足全体をほぐすようにマッサージを行いましょう。

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不思議な特徴を持つALA

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ALAの重要性が見落とされていた!?
ALA(5-アミノレブリン酸)は、人が歩いたり動いたりするエネルギーを作り出す、おおもとのところで働いているとても重要なアミノ酸の一種ですが、実はこれまであまり注目されてきませんでした。
それは、ALAを人工的に作り出す技術が難しかった、という理由もありますが、それ以外にALAは体内ですぐに代謝されて違う物質に変化し、体内にALAとしてそのまま残っていることがないため、その重要性が見落とされていたのではないかと考えられています。しかし、現在は発酵法によるALAの量産技術が確立できたことで、様々な分野で応用されるようになってきました。

 

がんの手術に利用されているALA
ALAは『違う物質に変わる』という性質を利用して、膀胱ガンや脳腫瘍の手術に応用されています。
元々ALAは体内でも作られますが、外から取り込まれたALAは、細胞の中でポルフィリンという物質に変わります。その後、エネルギーを作るために、ヘムやシトクロムと呼ばれる、さらに違う物質に変化します。

正常な細胞では、下の図のようにALAはすぐに代謝され重要な働きを担うのですが、がん細胞ではALAから変化したポルフィリンが代謝されず、そのままがん細胞に蓄積されます。このがん細胞に溜まったポルフィリンに、ある一定の波長の光を当てると、その部分だけが光ります。つまり、がん細胞(に蓄積したポルフィリン)だけが光るので、その光っている部分だけを切除することが可能です。肉眼だけではがんかどうか判断しにくい部分でも、がん細胞が光ることで切除すべき場所を特定でき、残すことなくしっかりとがんの部分だけ切除できるのです。
これは光線力学診断と呼ばれ、現在はALAとレーザー光を用いた、正常な細胞は残しつつ、がん細胞だけを殺す、という研究も進められています。

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がん以外でも活躍しているALA
2014年8月には、大阪市立大学医学部の研究グループが感染症(MRSA)の新たな治療法として、抗生物質を使わずに、ALAとLEDを用いた光線力学療法が有効な治療効果を示すことを発見したという研究論文が、米国の科学誌”PLOS ONE”に掲載、発表されました。
様々な分野でALAを応用した研究が進められ、大きな可能性が広がっています。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

実年齢よりも老けて見られる理由とは

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すっかり夏の暑さが遠ざかり、秋の訪れとともに、春先からの数ヶ月間、強い紫外線にさらされた肌や髪が、そろそろ疲れを出してくる頃です。このところ鏡を見て急に老けたな~と思ったり、『あの人最近老けた気がする』と思ったりすることってありませんか?

その理由の一つとして考えられるのが「乾燥」です。特にこの季節は気温や湿度の低下とともに空気が乾燥し、それにより私たちの肌や髪の潤いも奪っていきます。

肌は乾燥することにより、シワやたるみを引き起こします。また、潤いの低下した肌は透明感を失い、くすんだ印象を与えます。これは濡れたティッシュや布を思い浮かべるとわかりやすいのですが、濡れている(=潤いたっぷり)ものほど透き通り、乾いたものは透けません。また、濡れているものはしっとりとツヤのある印象を与えるのに対し、乾いたものは、ぱさついたりゴワついた印象を与えます。私たちの肌も同じことがいえますし、それにより実年齢より老けて見られてしまうのです。

若く見える人というのは、肌や唇にハリつやがあって、髪もツヤツヤですよね!数シーズンごとに『艶メイク』が流行ったりもしますが、やはり女性にとって、潤いやツヤ感が与える影響は大きいのではないかと、ここ最近改めて感じています。