砂糖の代わりにはちみつを使うと良いこと

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砂糖もはちみつも、どちらもとても甘いのにも関わらず、砂糖の代わりにはちみつを使った方がヘルシーだと聞いたことがありませんか?ダイエット特集などでも、たびたび取り上げられるはちみつ。いったい砂糖とどんな違いがあるのでしょうか。

はちみつの入った瓶

甘さと栄養成分の違い

はちみつと砂糖はまず、甘さの成分となる糖の種類が大きく異なります。白砂糖は「ショ糖(スクロース)」のみですが、はちみつは「ブドウ糖(グルコース)」と「果糖(フルクトース)」という糖が主な成分です。そして、白砂糖の栄養成分のほとんどが炭水化物(消化吸収される糖質(易消化性炭水化物)と消化吸収されない食物繊維(難消化性炭水化物))であるのに対して、はちみつには多くの栄養素が含まれています。良質なビタミン類やミネラル類をはじめ、アミノ酸や酵素といった栄養素も豊富に含まれているので、非常に栄養価の高い健康食品といえるでしょう。また、はちみつのブドウ糖には、エネルギーとして代謝されるのが早いという特徴があります。ブドウ糖と果糖は、食後約20分で体に吸収されてエネルギーに変換されます。ブドウ糖は唯一、脳のエネルギー栄養素となるため、どの臓器よりも多くのエネルギーを消費する脳の働きを助けてくれるのです。

気になるはちみつのカロリーは?

糖分に加えて豊富な栄養素と聞くと、カロリーが気になりますよね。砂糖100gが384Kcalに対し、はちみつ100gが303Kcalと低カロリーです。加えて、はちみつのほうが砂糖よりも甘味が強いので、同じ甘さを出すため使う量が少なくて済み、自然とカロリーを抑えることができます。

健康の維持に役立つはちみつ

はちみつに豊富に含まれる栄養は、私たちの健康をサポートしてくれます。疲労回復効果、咳止めや喉の抗炎症作用、整腸作用などに加え、ミネラルの中でも特にカリウムが多く含まれていることから、高血圧の予防に効果的という研究結果もあります。健やかな毎日に上手に取り入れていきたいですね。

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