喉の不調を感じたら

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なんとなく喉の調子が悪いと感じる時ってありますよね。そんな時にも、ハチミツは大活躍してくれます。ハチミツには、殺菌作用や抗菌効果があるので、喉の細菌の増殖を抑えるといわれます。また、水分量が約20%と低く、周囲から水分を集めて潤いを閉じ込める保湿効果や、粘度が高いので喉の粘膜の保護効果も期待できます。ちょっとした喉の不調を感じた時に試したい、ハチミツを使ったレシピをご紹介します。

材料のイメージ写真

ハチミツレモン

レモンには、ビタミンCが豊富に含まれ、ビタミンCには風邪などの病気への抵抗力を高める働きがあり、免疫機能を高める効果も期待できます。材料を混ぜ合わせるだけで簡単に作ることができます。子どもでも抵抗なく飲めるのではないでしょうか。

材料
お湯 200ml ・ ハチミツ 大さじ2 ・ レモン 1/4個

ハチミツ生姜ティ

生の生姜に含まれるジンゲロールには、殺菌効果や抗炎症作用、鎮痛作用があり、身体を温めてくれる効果もあります。ハチミツとおろし生姜をカップに入れて、お湯を注いでよく混ぜます。

材料
お湯 150ml ・ ハチミツ 大さじ1 ・ おろし生姜 小さじ2

ハチミツ大根

大根に含まれるイソチオシアネートは、抗菌作用や消炎作用があり、喉の炎症を抑える効果が期待できます。サイコロ状に切った大根とハチミツを清潔な容器に入れ、3時間ほど漬けます。このシロップを水やお湯で割って飲みます。

材料
大根 1/4本 ・ ハチミツ 大根が半分浸るくらい

ハチミツ生姜アップルティー

リンゴには喉や肺など呼吸器を潤す効果があるので、喉の痛みや軽い咳が出る時にもおすすめです。リンゴと生姜は皮をむいてすりおろして小鍋に入れ、水とハチミツを加え、中火で沸騰したら火を弱めて一煮立ちさせます。

材料
リンゴ 1/2個 ・ 生姜 一かけ ・ 水 200ml ・ ハチミツ 大さじ1/2

これから気温や湿度が低下することで、喉の不調を感じやすくなりますので、違和感を感じた時にはぜひ試してみてください。

ハチミツの価格改定をめぐる動き

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民間の信用調査会社「帝国データバンク」が食品主要メーカー105社を対象に行った調査によると、2022年に値上げされる食品が1万品目を超えることがわかりました。このうち約6割にあたる6285品目が6月までに、すでに値上げまたは値上げを予定しているとし、7月以降も値上げが続いて、特に8月は月別としては最多となる1600以上の品目が値上げされる予定だといいます。この食品の値上げに伴い、はちみつ製品を扱う企業も価格改定に向けて動き出しているとのニュースを目にしました。

木のスプーンとはちみつの写真

今回の値上げの背景は他の食品と同様に、原料、物流、包材などのコスト高が影響しています。実は、国内流通するはちみつ製品の90%が輸入原料に頼っており、主要生産国それぞれで状況は異なるものの、異常気象による減作や、コロナ禍において需給バランスが世界的に乱れたことも影響して高騰しているといいます。さらに、年初からの円安ドル高の為替変動も加わり、はちみつ製品を扱う大手は限界を超えてしまったことから、生産国別で異なるものの、20〜40%の値上げは避けられない状況だといいます。国内のはちみつ市場は、安定価格、安定供給できる中国産によって発展してきた経緯がありますが、ここ十年はスーパーマーケットの売り場を見てもわかるように世界の様々な産地のはちみつが取り扱われるようになり、中でもアルゼンチン、カナダ、ハンガリー、メキシコ、ミャンマー、ベトナムからの輸入が増加していました。

国内では、コロナ禍の巣ごもり需要で一時期は約3%市場規模が拡大しましたが、需要の高まりは海外の方がより顕著のようです。新型コロナウイルスの感染拡大による健康志向の高まりから、米国、欧州などで需要増加が続いている一方で、2021年はカナダでの大雨が影響して大減産となり、ハンガリーをはじめとする東欧産は3年連続で不作が続いているために、世界的にもはちみつの価格が上がっています。日本での市場規模や需要は海外と比較するとまだ低い方ですが、健康や美容に良い天然のはちみつの素晴らしさをお伝えしている立場からすると、何とも頭の痛い価格改定になりそうです。

はちみつ梅シロップ

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はちみつ梅シロップ

はちみつを使った梅シロップは、砂糖だけで作るよりもすっきりコクのある味わいです。

【材料】

  • 梅  1kg
  • はちみつ  800g
  • 砂糖  200g

【作り方】

  1. 保存用の耐熱瓶を熱湯消毒し、よく乾かしておきます。(食品用のアルコールで拭いてもOK)
  2. 梅の表面の汚れを洗います。青梅の場合はたっぷりの水に1時間ほど浸けアク抜きをします。
  3. 梅のヘタを竹串で一つ一つ取ります。カビが心配な場合は、焼酎を含ませたキッチンタオルで梅を一つ一つ拭きます。
  4. 瓶に梅とはちみつ、砂糖を交互に入れます。
  5. 2-3日毎に優しく瓶を傾けて、はちみつや砂糖が馴染むようにします。保存瓶は直射日光の当たらない涼しい所に置きます。
  6. 10日くらい置いて、梅のエキスが出て砂糖が完全に溶けたら飲み頃です。

はちみつレシピは、cookpad(クックパッド)で公開中です!
https://cookpad.com/recipe/2690511

花粉症対策にハチミツを

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日本気象協会の発表によると、今年の花粉飛散は、大阪で3月上旬から中旬にかけて、東京では3月中旬から下旬にかけてピークを迎えると予測され、前年比では、九州や東北は地域差が大きく、四国、中国、近畿の飛散量は少なく、東海、北陸、関東甲信、北海道は前シーズンより多い見込みだといいます。九州や北陸、東北、北海道では非常に多く飛ぶ地域もあるということで、去年は症状をあまり感じなかった方も万全な花粉症対策が必要になりそうです。花粉症対策というと、ヨーグルト、甜茶、紫蘇ジュース、緑茶、納豆、ルイボスティー…など様々な食べ物や飲み物が挙げられますが、実はハチミツも花粉症対策に効果的だということをご存知ですか?

杉からたくさんの花粉が飛散している写真

花粉症のメカニズム

ハチミツの効果をお伝えする前に、花粉症がどのようにして起こるのかを理解しておきましょう。花粉症とは、スギやヒノキ等の植物の花粉が鼻や目の粘膜から体内に入ってきた際に免疫反応によって鼻水等の症状が引き起こされることをいい、「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれます。花粉が鼻や目から体に侵入すると、その刺激で「IgE抗体」という物質が作られます。この抗体は全身に行き渡りますが、特に鼻や目の粘膜に集中して、粘膜の表面にある「マスト細胞(肥満細胞)」と結びつきます。この時、花粉は体内から排除すべき異物、と記憶されるのです。そして、花粉が鼻などの粘膜に付着すると、ヒスタミンなどの化学物資を放出し、くしゃみや鼻みず、目のかゆみといった症状が現れ、新たな花粉の侵入を阻止しようとします。これが花粉症の症状です。

ハチミツで花粉症の症状を和らげる

ハチミツには数十種類のポリフェノールが含まれ、強い殺菌効果があるため、花粉症のアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑えてくれる役目を期待できます。また、ハチミツに含まれる糖分・酵素などには抗菌作用があり、細菌の増殖を防ぐ効果も期待できます。ヨーグルトに添えて摂取したり、紅茶や料理に砂糖の代わりとして使用するなど、毎日の習慣としてハチミツを取り入れるのが効果的です。花粉症の症状が強い時には、綿棒の先に少量のハチミツを付けたもので鼻の奥の粘膜や目尻に直接塗布するのも効果があるといわれています。

【参考】
2022年春の花粉飛散予想(第4報)ー日本気象協会
https://tenki.jp/pollen/expectation/
花粉症のメカニズムー厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/dl/ippan2.pdf

ハニーマスタードチキン

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ハニーマスタードチキン

ララ・ソロモンのキッチンで検索No.1の人気レシピ!
今晩のおかずや、お弁当にもおすすめです。

【材料】

  • 鶏もも肉  300g
  • はちみつ  大さじ2
  • 粒マスタード 大さじ2
  • 醤油  大さじ1

【作り方】

  1. 鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、すべての材料をボールに入れて全体になじませます。
  2. できれば冷蔵庫で1~2時間ほど寝かせて味をなじませます。(時間がない場合は短時間でも大丈夫です。
  3. フライパンで油(材料外)を熱し、1をタレごとすべて入れて、蓋をして小~中火で5分焼きます。(油はねに注意してください。)
  4. 5分経ったらひっくり返し、蓋をして3分焼きます。焦げないように注意してください。

はちみつレシピは、cookpad(クックパッド)で公開中です!
https://cookpad.com/recipe/2690489