美容効果や若々しさを保つ注目の成分

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ALAは生命の根源物質
地球上に生命が誕生したのは、今から遙か昔の36億年前。この生命の誕生にALA(5-アミノレブリン酸)は関わっていたといわれています。
まだ植物にも動物にも進化していなかった大昔の生命体の細胞の中にすでに存在したALAは、植物や動物へと進化した今も細胞を持つほとんどの生物の中に存在し、生命維持のための重要な役割を担っています。

 

細胞の中でALAはどんな働きをしているのでしょう
ALAは細胞の中にある「ミトコンドリア」というところで作られています。「ミトコンドリア」という聞きなれない言葉が出てきましたが、このミトコンドリアでは筋肉を動かす時のエネルギー源を生み出す働きをしています。
私たちは歩いたり、走ったり、眠るときでさえ、常にエネルギーを使っています。ミトコンドリアはこれらのエネルギーの源になるものを作り出す、とても重要な細胞小器官です。
ALAは鉄と結合してミトコンドリアの機能を強化させ、エネルギー源を作るサポートをしています。

ミトコンドリアで作られるエネルギーの量が少なくなると、疲れやすくなったり、息が上がったり、朝起きれなくなったりと、体に様々な不調が生じてきます。中年になると太りやすく痩せにくくなるのも、ミトコンドリアでエネルギー源を作る能力が衰えてくるからなのです。食事などによって取り込んだ栄養を、うまくエネルギーに変えることができず体内に蓄積されてしまうために起きてきます。逆に考えれば、ミトコンドリアのエネルギーを作る能力を上げることができれば、代謝が上がり、太りにくい健康な体になるということです。その鍵を握るのが「ミトコンドリア」であり、その機能を強化してくれるのがALAなのです。

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ミトコンドリアで生まれる「代謝水」
ミトコンドリアでエネルギーを生産する過程で「代謝水」という水が生み出されます。人間の体は50%~70%が水分でできており、成人で1日あたり約500mlもの「代謝水」が生み出され、体の水分を保持する役割を担っています。また、肌の潤いにも深く関係しており、「代謝水」の生成が少なくなると、肌が乾燥したり、シワやたるみの一因にもなってきます。
ALAは若々しい体と肌を維持するために欠かせない物質の一つなのです。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

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