ぶらりマーケット散策

彩り鮮やかな野菜やフルーツに貝殻のアクセサリー…。毎日通っても飽きない、ソロモン諸島のマーケットをご紹介します。

ソロモン諸島の台所ともいえるのが首都ホニアラにある「セントラルマーケット」。
地元で採れた生鮮食料品などがところ狭しと並びます。

採れたてのココナッツジュースを飲めるのも南の島ならではの魅力です。
ソロモンの人口全体の約85%の人々が自給自足で暮らしており、人々は自分の畑で作ったものを自信を持って売りに来ています。農作物を売ることで生活費や子どもの学費などを稼ぐ現金収入の手段となっています。

日本の商品のように立派なパッケージなんてありません。ココナッツオイルもこの通り、ジュースの空きペットボトルに入れられています。しかし、どれもが愛情をたっぷり注いだモノばかり…

貝殻のアクセサリーが並ぶのはダンボール板に穴をあけたもの。まるで段ボールにディスプレイされているとは見えないくらい、貝殻がキラキラと輝いています。ひとつひとつ丁寧に手作りされた貝のアクセサリーは、おみやげにもとても喜ばれます。

マーケットを歩くと、ソロモン諸島の自然の豊かさだけでなく、身近な資源を大切するソロモンの人々に根付いているエコやロハスの観念を感じずにはいられません。

【重要】「ナチュアラ BCAA」販売終了のお知らせ

いつもララ・ソロモンをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

この度、メーカー製造終了のに伴い「ナチュアラBCAA」の販売を終了とさせていただくこととなりました。

ご愛用いただいた皆さまには、大変ご不便、ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申しあげます。

なにかご不明な点などがございましたら、ララ・ソロモンお客様窓口(0120-236-111:毎日9時~21時)、またはinfo@lala-solomon.comまでお問合わせください。

季節の変わり目に体調不良にならないために

春の気配を少しずつ感じる季節になりました。新しい季節の到来を心待ちにする一方で、冬から春にかけての季節の変わり目は気温の変化が大きく、体調を崩してしまうという人が少なくありません。
最近なんだか調子が悪い..眠い…肌の調子が悪い…。それはもしかしたら、自律神経やホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
それでは季節の変わり目の体調不良を防ぐためには、どんなことに気をつけるのがよいのでしょうか。

十分な睡眠
季節の変わり目の体調不良を防ぐために最も大切なのが睡眠です。一日の疲れをリセットし、崩れやすいホルモンバランスの調子も整えます。睡眠時には、部屋の温度や湿度などの環境もとても重要です。快適な環境を整えて、スマホなどの使用を避け、できるだけ部屋を暗くした状態で眠るようにしましょう。寝つきが悪いと感じる方は、ベッドに入る1〜2時間前に湯船に浸かって身体の芯から温めたり、アロマオイルなどでリラックス効果を高めるのもおすすめです。

◆〜質の良い睡眠に〜 ハニーホットミルク◆
ハニーホットミルク

材料(1カップ分): 牛乳 200ml / はちみつ 大さじ1

温めた牛乳にはちみつを混ぜるだけ。心の興奮を鎮めてくれるので、眠る前におすすめです。

食事で免疫力を高める&水分をたっぷりと
ホルモンバランスを整えてくれる食材として、ビタミンEを多く含む「ごま」「ナッツ」「かぼちゃ」などがおすすめです。ストレスに対するホルモン分泌に役立つのは「柑橘類」「キウイ」などに多く含まれるビタミンCといわれています。日頃から意識して摂るようにしましょう。また、季節の変わり目はホルモンバランスの乱れによる体調不良だけでなく、風邪などの感染症のために体調不良を起こしやすい季節でもあるので、栄養バランスのとれた食事をしっかりと摂ることで免疫力を高めることも大切です。免疫力を高めて感染病の予防も心がけましょう。免疫力を高めるためには、タンパク質を十分に摂取することが大切です。肉や魚をしっかり食べましょう。
食事の合間には、こまめな水分補給を忘れずに。体がまだ次の季節に対応しきれていない季節の変わり目には、汗をかきすぎたり、喉のかわきを覚えにくいなどの症状が出やすいので、水分摂取は意識して行うようにしましょう。

ALAの不思議な魅力
-かくれ糖尿病にご用心-

女性にも増加中の「かくれ糖尿病」
「糖尿病」といえば中高年の太った男性に多いというイメージがありますが、実は女性や痩せている体型の人でも「かくれ糖尿病」と言われる人が増えています。糖尿病を引き起こす主な原因と言えば、「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」「運動不足」がよく挙げられますが、糖を代謝する能力は人によって差があるため、糖尿病に「かかりやすい人」と「かかりづらい人」がいるようです。

通常、食べ物から得たブドウ糖はインスリンというホルモンが分泌され、その働きによって細胞の中できちんとエネルギーに変わり働いてくれるのですが、糖尿病の場合はインスリンの分泌が少なかったりうまく働かないため、ブドウ糖が血液の中に大量に余り、代謝されずに尿から流れ出てきます。そのため、ブドウ糖をうまく取り込めない細胞は、栄養というエネルギーをもらえず、元気がなくなってしまいます。ですから、糖尿病の人はインスリンを体外から取り入れて、血液中のブドウ糖(血糖)をスムーズに細胞にとり込ませるようにしています。

血糖値の上昇を抑える腸のスイッチで糖尿病をブロックする体質に変える!
最近の研究では、血糖値の上昇を防ぐためにインスリンを分泌させるスイッチが、小腸の中にあることが分かってきました。腸の中にはたくさんの腸内細菌がいて、良い腸内細菌が多い状態になれば、インスリンを分泌させるスイッチが増え、インスリンの分泌量も多くなります。
なかでも血糖値を下げる力を引き出す腸内細菌に、「バクテロイデス」と呼ばれる細菌があるのですが、この菌が増えればインスリンを出させるスイッチが増えるようです。

水溶性食物繊維でインスリンスイッチON!
では、どうやればインスリンを出させるスイッチが増やせるのでしょうか?
血糖値を下げる腸内細菌のエサになるのが、エシャロットやにんにく、ごぼうなどの根菜類、きのこ類、海藻類、納豆などに含まれる水溶性食物繊維です。また、ヨーグルトも腸内環境を整えるのにはとても良いそうです。さらに腸のパワーを引き出すために魚がいいといわれ、魚に含まれるDHAやEPAといった多価不飽和脂肪酸にはインスリン分泌を促す作用があります。魚を多く食べた人ほど血糖値が改善しているという調査結果もあるようです。
さらに食べる順番も大切です。まずは野菜、そして魚、最後にご飯。食物繊維やタンパク質を先に食べて血糖値の上昇を穏やかにさせます。このような食べ方はただ血糖値を下げるというだけでなく、腸内環境を整えて健やかな体へと導いてくれるので、ぜひ普段のお食事でも気をつけてみてはいかがでしょうか。

ALAと血糖値の関係
最近、ALA(5-アミノレブリン酸)が、血糖値のコントロールに役立つと注目されています。ALAは元々体内で作られるアミノ酸で、食後血糖値の上昇を穏やかにする機能があり、ブドウ糖をエネルギーに変えることで血糖値を下げる効果があると言われています。

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。焼酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

消えていくミツバチ

ミツバチの群れが突如巣箱から消失するという現象が世界中で起こっています。最初に報告されたのは、2006年の秋、米国でのものでした。最初は数人の養蜂家がミツバチの群れがいなくなっていることに気付いたということですが、この現象は次第に全米へ、そして世界中へ広がり、「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder、CCD)」という名称で呼ばれるようになりました。ここ数年で日本の新聞や報道番組等でもたびたび取り上げられているので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ミツバチの巣箱

ミツバチは、女王蜂を中心としたコロニーと呼ばれる群で生活し、自分の巣箱へ戻る帰巣本能が高く、住処である巣箱を外部の敵から守る習性があります。巣箱に近づいた人間を針で刺すのも、巣箱を守ろうとするためですが、そんなミツバチたちが突如巣箱から姿を消すだけでなく、奇妙なことにそのミツバチの死骸も巣箱の近くでは見つからないそうです。米農務省が2015年5月に発表した調査結果では、米国内のミツバチの群れが4月までの1年間で42.1%消失し、これは2013年の45.2%に次ぐとして、農業関係者を始めとした多くの人々に衝撃を与えました。また2013年頃からは、日本でもこの現象が報告されています。また近年では、ララ・ソロモンの故郷であるソロモン諸島でも、ミツバチに関する問題が浮上しています。

巣箱から出入りするミツバチ

ミツバチがいなくなる原因とは
ミツバチがいなくなる原因については、農薬やストレスなど様々な原因が考えられるといわれていますが、決定的なものは未解明のままです。

考えられる原因
殺虫剤などの農薬・病原菌や寄生虫・栄養不足・ストレス・遺伝子組み換え作物など

もしミツバチがいなくなったら…
米大手食品ストア・ホールフーズマーケットの報告によると、ミツバチがいなくなってしまったら同社のストア店内に並ぶ全453種もの農作物からリンゴやたまねぎ、ニンジン、マンゴー、レモンなど237種も失うことになるということです。また、国連環境計画(UNEP)が2013年に発表した報告によると、世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが受粉を媒介しているため、ミツバチがいなくなることは私たちの食糧問題へもつながってくると考えられています。