不思議な特徴を持つALA

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ALAの重要性が見落とされていた!?
ALA(5-アミノレブリン酸)は、人が歩いたり動いたりするエネルギーを作り出す、おおもとのところで働いているとても重要なアミノ酸の一種ですが、実はこれまであまり注目されてきませんでした。
それは、ALAを人工的に作り出す技術が難しかった、という理由もありますが、それ以外にALAは体内ですぐに代謝されて違う物質に変化し、体内にALAとしてそのまま残っていることがないため、その重要性が見落とされていたのではないかと考えられています。しかし、現在は発酵法によるALAの量産技術が確立できたことで、様々な分野で応用されるようになってきました。

 

がんの手術に利用されているALA
ALAは『違う物質に変わる』という性質を利用して、膀胱ガンや脳腫瘍の手術に応用されています。
元々ALAは体内でも作られますが、外から取り込まれたALAは、細胞の中でポルフィリンという物質に変わります。その後、エネルギーを作るために、ヘムやシトクロムと呼ばれる、さらに違う物質に変化します。

正常な細胞では、下の図のようにALAはすぐに代謝され重要な働きを担うのですが、がん細胞ではALAから変化したポルフィリンが代謝されず、そのままがん細胞に蓄積されます。このがん細胞に溜まったポルフィリンに、ある一定の波長の光を当てると、その部分だけが光ります。つまり、がん細胞(に蓄積したポルフィリン)だけが光るので、その光っている部分だけを切除することが可能です。肉眼だけではがんかどうか判断しにくい部分でも、がん細胞が光ることで切除すべき場所を特定でき、残すことなくしっかりとがんの部分だけ切除できるのです。
これは光線力学診断と呼ばれ、現在はALAとレーザー光を用いた、正常な細胞は残しつつ、がん細胞だけを殺す、という研究も進められています。

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がん以外でも活躍しているALA
2014年8月には、大阪市立大学医学部の研究グループが感染症(MRSA)の新たな治療法として、抗生物質を使わずに、ALAとLEDを用いた光線力学療法が有効な治療効果を示すことを発見したという研究論文が、米国の科学誌”PLOS ONE”に掲載、発表されました。
様々な分野でALAを応用した研究が進められ、大きな可能性が広がっています。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

美容効果や若々しさを保つ注目の成分

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ALAは生命の根源物質
地球上に生命が誕生したのは、今から遙か昔の36億年前。この生命の誕生にALA(5-アミノレブリン酸)は関わっていたといわれています。
まだ植物にも動物にも進化していなかった大昔の生命体の細胞の中にすでに存在したALAは、植物や動物へと進化した今も細胞を持つほとんどの生物の中に存在し、生命維持のための重要な役割を担っています。

 

細胞の中でALAはどんな働きをしているのでしょう
ALAは細胞の中にある「ミトコンドリア」というところで作られています。「ミトコンドリア」という聞きなれない言葉が出てきましたが、このミトコンドリアでは筋肉を動かす時のエネルギー源を生み出す働きをしています。
私たちは歩いたり、走ったり、眠るときでさえ、常にエネルギーを使っています。ミトコンドリアはこれらのエネルギーの源になるものを作り出す、とても重要な細胞小器官です。
ALAは鉄と結合してミトコンドリアの機能を強化させ、エネルギー源を作るサポートをしています。

ミトコンドリアで作られるエネルギーの量が少なくなると、疲れやすくなったり、息が上がったり、朝起きれなくなったりと、体に様々な不調が生じてきます。中年になると太りやすく痩せにくくなるのも、ミトコンドリアでエネルギー源を作る能力が衰えてくるからなのです。食事などによって取り込んだ栄養を、うまくエネルギーに変えることができず体内に蓄積されてしまうために起きてきます。逆に考えれば、ミトコンドリアのエネルギーを作る能力を上げることができれば、代謝が上がり、太りにくい健康な体になるということです。その鍵を握るのが「ミトコンドリア」であり、その機能を強化してくれるのがALAなのです。

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ミトコンドリアで生まれる「代謝水」
ミトコンドリアでエネルギーを生産する過程で「代謝水」という水が生み出されます。人間の体は50%~70%が水分でできており、成人で1日あたり約500mlもの「代謝水」が生み出され、体の水分を保持する役割を担っています。また、肌の潤いにも深く関係しており、「代謝水」の生成が少なくなると、肌が乾燥したり、シワやたるみの一因にもなってきます。
ALAは若々しい体と肌を維持するために欠かせない物質の一つなのです。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

一言で伝えきれない5-ALAの魅力

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植物にも動物にも存在する5-ALA
5-ALA(5-アミノレブリン酸)は、動物だけでなく植物の生体内にも含まれるアミノ酸で、生命維持のための重要な役割を担っています。
動物の場合は、血液中のヘモグロビンの原料になったり、植物の場合は葉緑素の原料になります。この『原料になる』というところが、ALAの大きな特徴です。

 

食糧問題の解決にも5-ALAが…
現在、途上国では清潔な水や食料が不足し、“食糧問題”は今後さらに深刻な課題になるといわれています。しかし、環境問題や気候変動の影響で、これ以上農地を増やせない場合や、肥料の過剰投与による影響から、これ以上肥料を投与しても収穫量は上がらず、むしろ過剰投与した肥料が環境に悪影響を与えてしまうといった事態も起きています。
現在、5-ALAは肥料としても販売されていますが、肥料にALAを加えることで光合成を盛んにするだけでなく肥料の吸収もよくするため、土地の環境にも配慮しながら、収穫量を上げることができ、今後5-ALAが肥料として広まっていくと、食糧問題の解決の一つの糸口にもなります。

ALA比較ー

 

 

家畜の免疫力を高めて…
一方で、家畜の分野でも大きな可能性があります。現在、一般的な家畜の餌には大量の抗生物質が投与されており、世界で使われている抗生物質の大半は家畜に使われているといわれています。
密集した環境で育てられている家畜は、感染症のリスクが高くなり、さらに抗生物質の効かない種類の菌が増えてきたため、大量の抗生物質が使われています。
それでは、家畜に5-ALAを投与するとどうなるのでしょうか。
5-ALAは、細胞内のミトコンドリアを元気にしてくれるので、免疫力が増し、菌に対する抵抗力をつけることが可能になります。自らの免疫力を上げれば、抗生物質を大量に投与することなく、自らが持つ抵抗力で病気を予防できるようになるのです。

 

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私たちにとっての5-ALA
それではヒトの分野ではどうでしょうか。
現在では、5-ALAが配合された化粧品、健康食品が販売されています。また医療の分野でも様々な研究が進められています。
たとえば、5-ALAを利用したがん検診がその一つです。5-ALAは体内に取り込まれると、「ポルフェリン」という成分に変化します。その時に、ある特殊な光を当てると、がん細胞に集積したポルフィリンが光るのです。この特徴を活かして、5-ALAを利用した癌の摘出手術が行われています。また、5-ALAが抗癌作用を持つ可能性があるのではないかということを想定した研究も進められています。
5-ALAには植物から動物まで、様々な分野で役立つ可能性を秘めているのです。

 

◎5-ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根などの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

【12月2日開催!】先着20名様を健康セミナーへ無料ご招待!

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こんにちは!秋の過ごしやすい陽気から一変、急に冬が来たように寒い日が続いています。

今日は健康セミナーのご案内です。

健康的な生活を送りたくても、仕事の都合や子育てでなかなか規則正しい生活を送れない時代ですが、そんな生活を送りながらもちょっとした工夫で健康的に過ごせるようになるなど、目からウロコの話を世界で活躍されている名医から聞ける貴重な機会です。
ララ・ソロモンに配合されているALA(5−アミノレブリン酸)のことに詳しい齋藤真嗣先生のお話も伺えます。ぜひご応募ください。

 
健康セミナーは午後の部、夜の部がございます。
2名様までお申込み頂けます。
参加ご希望の方は、申込フォームより11月22日までにお申込みください。
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第2回スペシャル健康セミナー 病気にならない生活・スイッチオン!
        【老けない、太らない、病気にならない】
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世界で活躍する日本人医師3人に「健康維持の秘訣」を語っていただきます。
高齢化社会を迎え、これからより身近な課題として注目される「アンチエイジング」の領域における3人の名医が語ります。
 
↓ ↓ ↓ 詳細はこちら ↓ ↓ ↓
 
◆ 開催日 ◆
12月2日(月)
午後の部:14時30分〜16時(予定)受付14時
夜の部:19時〜21時(予定)受付18時30分
昼、夜二回の開催ですので、ご都合のよい時間をお選びください。
 
◆ 開催場所 ◆
日比谷図書文化館
 
◆ 入場料 ◆
一般価格(税込)午後の部/夜の部 各3,000円
 
<< 先着20名様無料ご招待!(2名まで申込可) >>
 
◆ 講演内容 ◆
 
<< 午後の部 >>14時30分〜16時(予定)
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   目は心の窓、目は口ほどに物を言う、目が語る健康
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講師:川北哲也氏 (慶應義塾大学医学部眼科学教室 専任講師)
 
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   細胞を活性化!「5-アミノレブリン酸」の正体
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講師:齋藤真嗣氏(ニューヨーク州医師/腫瘍内科・感染症専門医)
 
<< 夜の部 >>19時〜21時(予定)
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   老けない、太らない、病気にならない24時間の過ごし方
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講師:根来秀行氏 (ハーバード大学医学部内科客員教授)
 
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   細胞を活性化!「5-アミノレブリン酸」の正体
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
講師:齋藤真嗣氏(ニューヨーク州医師/腫瘍内科・感染症専門医)
 
 
◆ お申し込み方法 ◆
以下のフォームからお申し込みください。
 ※お申込みフォームの最後の設問  「どのメルマガを見て当セミナーをお知りになりましたか?」欄に必ず「ララ・ソロモン」とご記入ください。
 
 
◆ お申込み期限 ◆
2013年11月22日(金)
 
◆ お申込み後のご連絡 ◆
当選された方にはご招待のご案内をメールにてお送りいたします。
当日はご招待のメールをプリントアウトして受付へご提出ください。
 
みなさまのお申込みを心よりお待ちしております!
 
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【主催】
特定非営利活動法人 次代の創造工房
電話:03-6272-6252 ※平日10:00〜17:00
 
【協力】
株式会社SPE
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