放っておくと顔のたるみにも影響が…。3分でできる頭皮マッサージ

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 頭皮への程よい刺激が育毛や美しい髪に効果的な頭皮マッサージですが、顔のたるみの改善にも効果的だということを知っていますか?頭皮と顔は一枚の皮膚でつながっているにも関わらず、別のものだと考えられがちですが、頭皮が健康になると顔の皮膚もその影響を受けて、リフトアップ効果が期待できます。

まずは頭皮のコリをチェック
片手の手のひらを頭のてっぺんにくるようにして、5本の指で頭全体をつかみます。そして頭皮を大きく揉むように指を動かしてみてください。頭皮があまり動かなかったり、痛みを伴う場合は、頭皮が凝っている証拠です。顔のたるみが気になる方は、その原因にもなっているかもしれません。

バスタイムにできる頭皮マッサージ
頭皮マッサージは血行が良くなっているバスタイムに行うのがおすすめです。
まず、 両手それぞれの指の腹を使って、優しく頭皮を押したり揉んだりするようにしてマッサージします。そして、マッサージする部分を少しずつずらしながら頭皮全体をマッサージします。
特に効果が期待できる部分は、首筋から後頭部、頭頂部、前髪の生え際です。

毎日少しずつのケアで、スキンケアだけでは改善できない顔のたるみケアをしていきましょう。

美肌を保つ鍵は、お肌の「ターンオーバー」

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高いスキンケアや美容液をたっぷり使い、睡眠も栄養もバランスよくとっているのに、近頃なんだかお肌が冴えないという方は「ターンオーバーの乱れ」が原因かもしれません。
「ターンオーバー」とは、新陳代謝によってお肌の細胞が新しく生まれ変わることをいいます。お肌が生まれ変わることによって、ニキビやシミ、傷跡などもきれいに消えていくのです。

年齢により変化するターンオーバーの周期
「ターンオーバーの周期は28日間」というのをどこかで耳にしたことはありませんか?でもこの28日間というのは、実は20代の新陳代謝をベースにした周期なのです。
人によって周期は様々ですが、30代では40日、40代では55日、50代では75日…というように、周期は加齢によってどんどん延びていき、60代ではなんと100日サイクルになるといわれています。

もし今30代の女性が「肌の生まれ変わる周期は28日間」だと思い込み、それに合わせてスキンケアを行っていたとしたら、効果を実感するまでに約2週間ものズレが生じてしまいます。

また、新しいスキンケアやサプリメントを試して「1ヶ月経ってもお肌に変化を感じない」と、その方法をすぐに効果がないと諦めてしまうのも、年齢によってはちょっと早い判断になる可能性があるのです。40代ではサイクルにあった2ヶ月間まずは試してみて、それから判断してみても遅くないのです。

早くても遅くてもどちらも「乱れ」
ここまで聞くと、年齢を重ねるとどんどんターンオーバーの周期が遅くなっていくので「ターンオーバーは早ければ早いほど良いのでは?」と思ってしまいがちですが、それは間違いです。

ターンオーバーが早まるということは、新しく誕生した細胞が、十分な準備ができないまま角質となって肌表層を形成し、バリアとして働くということです。未成熟な角質は水分保持力やバリア機能が低く、弱々しく剥がれやすくなり、カサつきやキメの乱れ、ニキビやシミの発生を促します。

では逆にターンオーバーが遅くなるとどうでしょう。今度は古くなった角質がいつまでも肌表層に残り続け、お肌が硬くなったりゴワつきを引き起こし、くすんで見えてしまいます。

ターンオーバーは早すぎても遅すぎても「ターンオーバーの乱れ」になりますので、注意が必要です。

ターンオーバーを正常化するには?
ではどうしたらターンオーバーを正常化できるのでしょうか?
ポイントを5つご紹介します。

  • ポイント1. 質の良い睡眠をとる
    ターンオーバーは睡眠中に行われます。ただ長く眠れれば良いというわけではなく、入眠後3~4時間ほど経ったときに質の良い睡眠がとれていることで、お肌の生まれ変わりが促進されるといいます。
  • ポイント2. 栄養バランスの良い食事を心がける
    健康な肌細胞を生成することが、健康で美しい肌づくりのための大前提です。肌細胞は私たちが食事から摂った栄養素で作られるので、毎日の栄養バランスに気を配ることが美肌への近道になります。肌細胞のもととなる栄養素(特にタンパク質、アミノ酸、ビタミン類、ミネラル、亜鉛等)をバランスよく摂取するように日々心がけましょう。
  • ポイント3. ストレスを溜めない
    ストレスにより自律神経が乱れると、ターンオーバーも乱れてしまいます。
    またストレスは血管を収縮させ血行を悪くし、それにともない新陳代謝も悪くなります。
    ストレスを少しでも感じたら、自分なりにリラックスできる方法で、できるだけ早く解消することが大切です。
  • ポイント4. 軽く運動する
    運動していると新陳代謝が活発になり、ターンオーバーが自然に促されます。また日々の生活に軽い運動を取り入れることで、適度な気分転換にもなりストレス軽減にも繋がります。
  • ポイント5. お肌を刺激しすぎず、しっかりと保湿する
    メイクや汚れをしっかり落とすことは重要ですが、洗顔のし過ぎや、過剰な角質ケアなどは間違ったお手入れになります。毎日のスキンケアでしっかりと保湿を行い、肌の潤いを補うことが何よりも重要です。十分な保湿により肌の機能が正常に働き始めると、一度は乱れてしまったターンオーバーの周期も、だんだんと正常なサイクルへ戻していくことができます。

いかがでしたか?お肌だけでなく体にも良さそうな5つのポイントでした。
「ターンオーバー」を味方につけて日々の美肌を保つためには、まずは自分の年齢や肌質に合った最適なターンオーバーの周期を知り、日々の生活習慣を見直すことがとても重要なのです。

アフターケアのタイミングを逃さないで!自宅でできる「くすみ」ケア

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 紫外線のピークは去ったものの、肌に取り残されたくすみやシミ、しわ、たるみ…。年齢を重ねれば重ねるほど新陳代謝は鈍り、肌のターンオーバーは乱れ、あの頃のハリや透明感のある肌は遠ざかっていくばかり…と思って諦めていませんか?確かに年齢を重ねることで肌の状態は変わっていくものですが、適切なお手入れを心掛ければ、10歳も20歳も若く見える肌を手に入れることはそんなに難しいことではありません。

特にこの季節に感じやすい「くすみ」は、特別なものを使うことなく、日々のケアでちょっとしたことを意識するだけで改善することができます。簡単にいえば、くすみの原因を取り除いてあげれば良いのです。

くすみの原因とは
くすみの原因は、人によってさまざまですが、主な原因として加齢によって新陳代謝が鈍くなり、肌の生まれ変わりがスムーズにできていないことにあります。新陳代謝が鈍くなると血行が悪くなり、肌のすみずみまで必要な栄養が行き渡りにくくなります。そのため肌の生まれ変わりがスムーズにできなくなり、肌の表面には古い角質層が重なって残った状態を引き起こします。肌の生まれ変わりは、20代では28日周期といわれていても、30代以降になると45日ほどかかってしまうことも。肌の表面が古い角質層で覆われていると、スキンケアの潤いが内側まで浸透しにくくなり、乾燥した状態になります。
つまり、肌全体の栄養が潤いが足りず、くすみを引き起こしてしまうのです。

くすみを解消するには
1. 生活習慣を見直す
基本的なことですが、バランスのとれた食事、質の良い睡眠、適度な運動は必要不可欠です。食事は肌の内側からの栄養になります。また、普段からデスクワークが多いなど運動量が少ないという方は、一駅歩いてみるなどちょっとした運動が血行を改善し、新陳代謝を上げることにつながります。少し身体を動かすだけでよく眠れるようになる方もいるといいます。運動をする際には、水分補給もたっぷりと。

2. 週に1、2回のスペシャルケアを習慣に
肌表面に残る角質層を取り除いてあげるためには、ピーリングやシートマスクなどのスペシャルケアがおすすめです。肌表面で固くなってしまった角質層を柔らかくするので、スキンケアも浸透しやすくなります。肌が潤いで満たされると、くすみが解消され、透明感やツヤを感じることができるでしょう。スペシャルケアのあとは、しっかりと保湿してくれるスキンケアでのお手入れを忘れずに。

むくみを解消する 簡単マッサージ

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 朝起きて鏡を見ると、自分の顔が大きく感じたり、夕方になると靴がきつく感じたりしたことはありませんか?こういった一過性の「むくみ(浮腫み)」といわれる症状は、長時間立ちっぱなしでいたり、運動不足による血行不良や冷え性が原因と考えられています。

むくみは血液の循環と深く関わっています。心臓がポンプのような働きをし、私たちの体内に流れる血液は動脈を通して水分や栄養分を細胞へ運びます。それと同時に、細胞内で不要となった水分が、静脈やリンパ管に戻ってきて再び体内を循環しますが、静脈やリンパ管がスムーズに流れずに、戻ってくるべき水分が溜まってしまっている状態がむくみです。むくみは放っておくとセルライトの原因になるともいわれています。
適度なマッサージを取り入れて、むくみ予防を心がけてみましょう。

小顔マッサージ 夜のお手入れ時や朝のメイク前におすすめ!

  1. 耳の下のくぼんでいる所を中指と人差し指で5秒かけて押す。
  2. 中指と人差し指であごから耳の下にむかって5回さする。
  3. 小鼻からこめかみにむかって5回さする。
  4. 眉間から生えぎわにむかってタテに5回さする。
  5. おでこの中央からこめかみにむかって5回さする。

※マッサージクリームやオイルなどを使ってやさしく行ってください。

一日の疲れを癒やす足首すっきりマッサージ 夜のケアにおすすめ!

  1. 両手を使って足の裏全体を少し強めに押します。
  2. 甲の骨に沿って足首から指の方へ向かってかるくさすります。
  3. 足首から膝下まで親指でふくらはぎを押します。
  4. 足首を右回し、左回し各10回まわします。

時間があるときには、​壁際で​あおむけに横になり、お尻を壁につけた
状態で両​足を90度直角に上げて5分キープする方法もおすすめです。
※マッサージはご自身の体調と相談の上、行うようにしてください。

ベタつかない!夏の潤いスキンケア

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青い空白い雲、日差しの強い夏本番がやってきました。

夏場はその高い気温や湿度から汗や皮脂でベタついたりして、お肌は一見潤っていると錯覚してしまいがちです。
でも実際のところ、夏の肌は屋外では紫外線にさらされ、屋内ではエアコンの影響を受け、とても乾燥しやすい状態になります。
また夏だからさっぱりと化粧水だけのスキンケアですませてしまうという人も多いかもしれません。しかしこの夏の保湿ケア不足が、しみやシワなどの肌トラブルとして秋口に急に現れてきます。
そのため、夏でも「化粧水」と「クリーム」を使ったベーシックなスキンケアで、お肌の深部までしっかりと潤いを届けてあげることが大切なのです。
今日は夏の上手なお手入れの仕方をご紹介します。

夏でも快適!化粧水の上手なつけ方
1. 使用目安の1/2~1/3の化粧水を手のひら全体に温めるように広げます。
手のひらで顔全体を覆うようにして、ゆっくりじっくりとお肌になじませていきます。

2. デリケートで乾燥しがちな目もとや口元はさらに重点的に。指の腹を使ってやさしく押さえるように浸透させていきます。

3. 1、2を2〜3回繰り返し、少しずつ浸透させると効果的です。
手のひらが吸い付くような「もちもち感」が出てくれば、肌内部までしっかりと水分チャージされたというサインです。そのサインがみえるまで、数回に分け、お肌のもちもち感を確かめながら水分補給を続けましょう。

【ポイント】 
化粧水をつける時は、コットンを使うとお肌を刺激しすぎたり傷つけてしまう恐れがあるので、手で馴染ませるのをおすすめします。またパッティングでお肌を何度もたたいたり擦ったりするのも、お肌を傷つけたり肌トラブルの原因になるため、おすすめできません。

夏でもベタつかない!クリームの上手なつけ方
1. まずは小指の爪くらいの量のクリームを手に取り、手のひら全体に薄くのばします。
手のひらで顔全体を包みこむように数秒間押さえ、クリームがまんべんなく行き渡るようにゆっくりなじませていきます。

2. 頬などの乾燥しやすい部分には、少量ずつ重ねづけしましょう。ただし、つけ過ぎは禁物です。

3. クリームをつけた後油分でつやつやした肌をしばらく手のひらでおさえ、つやつや感がとれてなじんできたら、クリームの美容成分がお肌の中まで浸透したサインです。

【ポイント】
お肌がベタつきがちな夏場は、クリームのつけすぎに注意しましょう。もともと皮脂が出やすいTゾーンなどには少なめにつけたり、脂性肌の人はさっぱりめのクリームを選んだり工夫するのもよいでしょう。またメイク崩れを防ぐのに、朝は少なめ、夜はたっぷりと量を調節したり、夜だけ少しこってりとしたタイプのクリームに変えるなど、自分の肌と相談しながら調整していくのもおすすめです。

そもそも、化粧水とクリームではそれぞれの役割が違います。
だからこそ夏場でも、化粧水、クリームの両方でお肌をしっかり乾燥から守ってあげることが、秋以降の美肌につながるのです。
「夏の潤いスキンケア」今日から実践して、キレイな美肌づくりに活かしてくださいね!