インフルエンザの予防にも!発酵食品で免疫アップ

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毎年この季節になると流行する風邪やインフルエンザ。予防には乳酸菌や発酵食品が良いといわれますが、なぜでしょうか。近年、消化管に関する機能についてさまざまな研究が行われ、ヨーグルトや乳酸菌が私たちの身体へもたらす作用や機能が明らかになってきています。腸内には善玉菌と悪玉菌が存在し、悪玉菌が増えると腸の機能が低下します。腸内環境が悪化することが便秘や免疫力の低下、老化の進行、肌荒れ、などさまざまなトラブルが全身に出てくる可能性があると考えられているのです。つまり、腸の環境を整えることが全身の健康を保つことにつながります。さらには、腸内環境を整えることが、インフルエンザに対して予防効果を発揮するということが近年の研究でわかってきているといいます。乳酸菌や発酵食品を積極的に摂ることで免疫力を高めて病気を予防する効果が期待できるのです。

身近な発酵食品

まずは毎日少しずつ身近な発酵食品を取り入れてみることからはじめるのはいかがでしょうか。発酵食品には、乳酸菌をはじめ、腐敗物質の増加を抑制する善玉菌が豊富に含まれています。漬物、キムチ、納豆やチーズなどは毎日の食事で取り入れやすいでしょう。また、特に今の季節に特におすすめなのが野菜たっぷりの粕汁です。日本酒を醸造する時にできる酒粕にはビタミンB群が豊富に含まれており、肌の代謝を高め、ターンオーバーを促進します。さらに酒粕に豊富に含まれる不溶性の食物繊維が、腸内の余分な老廃物を排出してくれます。また、オリゴ糖が善玉菌の増殖を促し、腸内環境を整えてくれます。

発酵食品の効果を得るためのポイントは、毎日の食事に取り入れることです。病気に負けない身体づくりのために毎日バランス良くさまざまな発酵食品を取り入れていきたいですね。

肌をシミから守る基本的な習慣とは?

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見た目年齢を大きく左右してしまう肌の大敵といえばシミ。ある調査では、一般的に35歳頃からシミが出てきやすいと言われており、最初は薄かったシミも年齢を重ねるとともに濃くなったように感じることも。シミの状態は、日頃から適切なケアをしているかどうかで大きく変わってきます。いつまでも美しい肌を保っていくためには、化粧品に頼るだけでなく、食事や生活習慣にも気を使い、シミを作らない、増やさないことが大切です。これ以上シミを増やさないために、シミ対策を早速はじめましょう。

シミのケア

シミを防ぐ、増やさない対策方法

1. 日焼け止めは365日欠かさずに
シミの原因となるのはメラニンですので、紫外線対策は欠かせません。紫外線の強い夏場だけ日焼け止めを塗っているという方がいますが、紫外線は年中、たとえ曇の日であっても降り注いでいます。また、外出せずに屋外にいる時でもガラス越しに紫外線の影響を受けますので、朝のスキンケアの時には日焼け止めを欠かさず塗るように心がけましょう。首や耳の後ろも塗るのを忘れずに。

2. 保湿はたっぷりと
肌が乾燥していると紫外線の影響を受けやすいだけでなく、潤った肌に比べてシミが濃く見えがちです。冷たい風や暖房で乾燥しがちな季節ですので、肌の乾燥に気づいたらこまめに保湿ケアを行いましょう。肌が潤っている状態ほど、バリア機能が高く、紫外線の影響を受けにくいということも覚えておいてくださいね。

3. シミのもとを作らない食習慣を
●ヘム鉄たっぷりの赤身の肉やレバーを摂る
シミの原因となる活性酸素をやっつけてくれるのが鉄、特にヘム鉄です。ほうれん草やプルーンなどに入っている非ヘム鉄ではなく、肉やレバーに入っている鉄がヘム鉄です。
●タンパク質、ビタミンA・B・D、亜鉛を摂る
タンパク質、ビタミンB、亜鉛、ビタミンD、ビタミンAは皮膚の代謝を上げて、できてしまったシミを早く追い出してくれます。新しい健やかな皮膚をどんどんつくり、シミの溜まってしまっている古い皮膚を追い出してしまいましょう。いちばん効率的なのが前述の赤いお肉。そして、ヘム鉄を摂るならレバーが最もおすすめです。
●ビタミンA・C・E、ポリフェノールを摂る
できてしまったシミに関しては、医学的に証明されているビタミンA・C・Eやポリフェノールをたっぷりとって対策します。特におすすめするのは、緑茶。近年、アメリカではアンチエイジングドリンクとして注目されているそうです。緑茶に含まれるポリフェノールのひとつ・カテキンが抗酸化作用により、紫外線のダメージを軽減してくれます。
また、ビタミンCには抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑制したり、シミやそばかすを防いだりする働きがあります。手軽に摂取できるサプリメントを活用したり、オレンジ、グレープフルーツ、ブロッコリー、パセリなども日頃から摂りたい食材です。

日頃の習慣を見直して、年齢を感じさせない肌をキープしていきましょう。

1日3分の瞑想で心と身体を元気に

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1日3分の瞑想
瞑想と聞くと、宗教や特別な人が行っているものというイメージを持つ人もいるかもしれません。もともと瞑想は仏教からはじまったものですが、今では宗教的なものではなく、世界の名だたる企業で取り入れられていたり、成功者といわれる人々が日々実践していたり、さらには脳科学の分野でも効果が実証されはじめ、どこでもできる健康法として注目されています。

瞑想がもたらす効果として、たとえば…

ストレスの軽減
瞑想を行った結果として、身体的なストレス反応の軽減がはっきりと数値的に計測されているのだそうです。心拍数が安定し、血圧が正常になるなどの報告も。深いリラクゼーション効果が得られることから、身体が元気になり心の疲れも軽減するといいます。

疲れにくくなる
瞑想は、睡眠で得られる休息よりも深いレベルに働きかけるため、蓄積された疲労を解放してくれる効果もあります。肉体的な疲労をためないことが、精神的な疲れをためないことにもつながっていくそうで、心身ともに健康的な日常をすごせるようになります。

今すぐ始められる瞑想の方法とは?

  1. 坐骨(座った時にお尻の下にくる骨)が安定するように椅子に座ります。身体に力が入り過ぎないように座っていて楽な姿勢で大丈夫です。
  2. 目を閉じて体の感覚に意識を向けたら、呼吸に意識を集中します。
  3. 呼吸以外に意識が向いてしまったら、再度呼吸を意識し直すようにします。

瞑想をはじめたことにより、集中力が増したり人間関係が良好になるといった効果も。起床後や就寝前にまずは3分からはじめてみませんか?

美しい肌を育む簡単マッサージ

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秋冬の肌の状態
乾燥、くすみ、ハリの低下、たるみ、シワ…これから冬を迎える肌は悩みが尽きません。気温・湿度の低下から肌は乾燥し血行が悪くなると、肌は透明感を奪われてくすむだけでなく、栄養が届きにくくなったことで内側からハリを支えている組織がたるみ、疲れ顔や老け顔を生み出す原因となります。
乾燥を防ぐために保湿力の高いスキンケアを取り入れている方は多いのですが、血行の悪くなった肌に保湿成分や美容成分を表面から塗っただけでは、肌の内側から来る悩みやトラブルを根本的に解決できたとはいえません。そこで日々のケアに取り入れることをおすすめしたいのが簡単美肌マッサージです。
美肌マッサージというと、特別なお手入れで、プロの技が必要だと思う方も多いかもしれませんが、どんな方でも簡単に取り入れられる美肌マッサージをご紹介します。

健やかなお肌

美肌マッサージで得られる効果とは
美肌マッサージは、血行促進効果が得られ、肌のくすみや透明感がなくて気になる方におすすめです。また、血行が良くなるとスキンケアの美容成分が肌に行き渡りやすくなるだけでなく、たるみやハリの改善にも効果があります。

簡単美肌マッサージの準備
マッサージを行う際は、「マッサージクリーム」の使用をおすすめします。保湿などの肌への効果だけでなく、摩擦を減らし、肌に負担をかけることなくマッサージができます。もしマッサージクリームがない場合には、手持ちのスキンケア用クリームなどで代用してください。その場合は、通常塗布するよりも多めの量を使うように心がけましょう。肌に負担がかかって逆効果にならないように、すべりがいいか感触に注意しながら必要に応じてクリームを足して行いましょう。

簡単美肌マッサージのやり方

  1. まず、眉頭の下のくぼみに中指の腹を当ててゆっくりと押します。その後、くぼみに沿って目尻の方まで指を軽くすべらせるようにしながら目の下を通ってくるようにマッサージします。これを3回繰り返します。
  2. 次に両手の人差し指、中指、薬指で顎を左右から覆うようにして、フェイスラインを通ってほおを持ち上げるようにしながらこめかみあたりまでマッサージをします。ほうれい線が気になる方は、同じように顎に指をあててからほうれい線に沿って下から上へなぞるようにマッサージしてください。これを3回繰り返します。

マッサージの後の肌色や状態はいかがでしょうか。洗顔やスキンケア、メイク前にぜひ取り入れて、健やかなお肌でこれからの季節を乗り切りましょう。

自宅やオフィスでできる お手軽ヨガ 〜前方トライアングル〜

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「前方トライアングル」で骨盤の正しい位置 を確認しましょう。

よく骨盤の歪みが原因で腰痛や体調不良を引き起こすといわれますが、骨盤とは、腰椎の下にある仙骨を中心に両脇に大きく広がる腸骨、それに恥骨や坐骨など複数の骨によって構成されています。それらの骨を結合する部分が、習慣的な悪い姿勢などによってずれたり、ゆるんだりすることが骨盤の歪みです。この骨盤の正しい位置を「前方トライアングル」を使って確認してみましょう。

お手軽ヨガ 前方トライアングル

  1. 足を腰幅に広げて親指の後ろ側から、腰をつかみ、そのまま手の人差し指が当たる出っ張った部分が上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)です。ここに手首を添えて親指と人差し指を結び三角形を作ります。この人差し指が触れている硬い部分が恥骨で手首を添えているところが上前腸骨棘です。
  2. この恥骨と上前腸骨棘を結んだ三角形が「前方トライアングル」です。この前方トライアングルを後ろに傾けると腰が丸まり猫背気味になります。
  3. 前方トライアングルを前に傾けると骨盤が前傾しています。
  4. 立った時にこの前方トライアングルが床と垂直になっていると、骨盤は正しい位置にある「ニュートラルポジション」です。

この「前方トライアングル」を日常でも意識することで猫背や腰痛の改善につなげていくことができます。ぜひ、正しい骨盤の位置を意識してみてください。

Youtubeで紹介しています。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=3-J6MzAcxgCc-vPo

ヨガ・ピラティス専門スタジオ ヨギフィール