意外と知られていない、ソロモン諸島と日本の関係

Pocket

一昨年あたりから話題になっている『永遠の0(ゼロ)』(百田直樹 作)という作品をご存じですか?小説は300万部を越え、映画も話題となり、今春には特別ドラマとして放送される予定もあるのだそうです。

読んだり観たことのある方はご存知かもしれませんが、実はこの作品の中にソロモン諸島のガダルカナル島が登場します。『永遠の0』がきっかけでソロモンに興味をもつようになった、という人もいるようで、最近では旅行代理店の企画ツアーで「『永遠の0』の舞台を巡る旅」というツアーなども出ているということです。

P1030117 ガダルカナル島にある日本兵のための慰霊碑

 第二次世界大戦中、ソロモン各地では激しい戦いが繰り広げられ、数万人という大変多くの日本兵がソロモン諸島で命を落としました。今年で終戦後70年を迎えますが、日本では戦争があったことすら想像するのが難しくなったと感じるくらい、新しい道路や高層ビルの建設など都市開発が進められている一方で、ソロモンでは今でも各地に戦跡が点々とし、朽ち果てた戦車や戦闘機などが展示されています。

IMG_2756_1

日本人戦没者のための慰霊碑や平和記念公園なども多く、毎年慰霊のためにソロモンを訪れる日本人も少なくありません。

IMG_2773

IMG_2775

首都にあるホニアラ空港(旧名ヘンダーソン国際空港)は、当時日本軍が最初に建設し、その後の激戦の末アメリカ軍に占拠されてしまったという場所ですが、現在もソロモンの玄関として利用されています。

IMG_0163

「遠く離れた南の島」という印象が強いソロモン諸島ですが、実は日本ととても深く関わりのある国の一つなのです。

免疫力の低下と冷え性…ALAとの関係

Pocket

これから一段と底冷えしてくる季節ですが、季節を問わずにいつも手足が冷えているという「冷え性」の方が最近とても増えています。
50年前の日本と比較すると、現代の日本人の体温は0.7度近く下がっているそうです。その主な原因として考えられるのは、仕事や家事が便利になり、生活の中で運動をする機会が格段に少なくなったことから筋肉量が低下し、基礎代謝が下がっていることが挙げられます。
また、過労やストレス、睡眠不足などにより、自律神経のバランスが崩れていることも、冷え性の要因と考えられています。

体が冷えると、元々持っている免疫力が低下し、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなるといわれています。特にウィルスが活性化する冬の低温乾燥の季節には、外部から侵入してくるウィルスなどを排除する力が弱まってきます。
病を未然に防ぐには、体温を上げて、免疫力を使えることが一番ですが、一般的には加齢とともに基礎代謝が下がり、免疫力は20代をピークに低下していきますので、基礎代謝を上げるために運動や睡眠、食生活が重要になってきます。

HT162_L

実は、外部からALA(5-アミノレブリン酸)を取り入れると、食べた物を熱として消費する働きを持つ「YCP」と呼ばれるタンパク質を細胞の中にあるミトコンドリア内で増やしてくれます。ALAを摂取すると、この「UCP」が増え、約4時間後には体温が平均0.2度上昇することがわかっています。

ミトコンドリアの機能を強化して免疫力を高める
元々、ミトコンドリアは、人がんが動く時のエネルギーを生み出す役割を持っていますが、ミトコンドリア内でエネルギーが生まれる時には、同時に熱も生じるために体温が上がってきます。つまり、ミトコンドリアの機能を強化すれば、体温が上がり、免疫力強化につながります。
現在では、ALAを摂取することでミトコンドリアの機能を強化することが解明されてきていますが、ALAを摂取するメリットは他にどのようなことがあるのでしょうか。

ALAを摂取して、ミトコンドリアの機能を強化することはとても重要ですが、ミトコンドリアそのものの量を増やすための有酸素運動や、ミトコンドリアを強化するための安定した睡眠やバランスのとれた食事も大切です。しっかりと心がけて過ごしたいものです。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

年末年始の営業時間のご案内

Pocket

いつもララ・ソロモンをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
早いものであっという間に年の瀬を迎えました。
今年一年のご愛顧、心より感謝申し上げます。
ララ・ソロモンの年末・年始の営業時間のご案内をさせていただきます。

年末・年始のお客様窓口営業時間のお知らせ

    • ~2014年12月26日(金)まで
      通常通り【10時~18時】まで受付しております。※土日祝日はお休み

 

    •  2014年12月29日(月)
      受付時間短縮【10時~12時】までの受付とさせていただきます。

 

    •  2014年12月30日(火)~2015年1月4日(日)
      誠に勝手ながら、年末年始休業とさせていただきます。

 

  •  2015年1月5日(月)から
    通常通り【10時~18時】まで受付しております。

◎オンラインショップ、FAXでのご注文は、24時間無休で受け付けております。
※2014年12月29日(月)~2015年1月4日(日)のご注文は、1月5日から順次発送致します。

◎メールでのお問い合わせについては、3営業日内に返信させていただきます。
予めご了承ください。

 

【定期便をご利用の方】
定期便商品は、年末・年始も通常通りお届けいたします。
※定期便のお届け日、商品の変更をご希望の方は、【12月25日(木)】までに変更のご連絡をお願いいたします。
〈お客様窓口:0120-236-111(平日10時~18時)〉

【年内のお届けをご希望される方】
電話:【12月26日(金】までにご注文ください。
オンラインショップ、FAX:【12月28日(日)】までにご注文ください。

これからどんどん寒さが厳しくなってまいります。
体調には充分ご留意いただき、穏やかな新年をお迎えくださいませ。

 

 ララ・ソロモンお客様窓口
電話: 0120-236-111 平日10時~18時
FAX: 0120-237-111 24時間受付
オンラインショップ:http://www.lala-solomon.jp/

2014年クリスマス時期の巣箱サポーター募集に関して

Pocket

今年4月、ソロモンでは大規模な洪水に見舞われ、首都ホニアラをはじめ、ソロモン各地でとても大きな被害が発生しました。

現地で活動するNGO:APSDによると、洪水や気候の影響だけでなく、女王蜂や働き蜂の状態、環境の変化などから、このところハチミツがなかなか集まりにくい状況が続いているとの報告を受けています。原因は一概に断定できないのですが、専門家の方と一緒に少しずつ検証をしながら安定した生産体制を整えていきたいと今後の方向性を検討しているとのことです。

ララ・ソロモンではこのような状況を鑑みて、クリスマス時期に予定していた巣箱サポーターの募集は、一旦見送らせていただくことに致しました。楽しみにしてくださっていたみなさまには、大変ご迷惑をお掛け致しますが、現地の状況が整いましたら改めて巣箱サポーターの募集を再開する予定です。
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

NGO:APSDの現地スタッフからは、以下の通りレポートが届いておりますのでご覧ください。

—————————————————————————————————————————-

【巣箱プロジェクトレポート】

    1. ソロモン概況
      今年4月に発生したガダルカナル州を中心に起きた大雨による洪水、地滑りによる災害は、被害者数:約50000名、死者数:22名、行方不明者:2名、多数の家屋崩壊と、小国では大きな被害となりました。特に、首都ホニアラに流れ込むマタニコ川の氾濫による被害が大きかったこともあり、物資供給が停止し、物価の高騰や地方の物不足など、島嶼国特有の二次的被災も免れませんでした。
      プロジェクト・サイトであるマライタ州は直接な被害はありませんでしたが、大雨による農作物に大きな影響が出ており、半年を経た今に至って予定していた収穫物が不作で住民は食糧不足の状態が続いています。10408796_529295027174325_1956673619664762029_n
      10527747_529295053840989_8613406124189641894_n
      10447806_529295023840992_7410412589332453798_n
    2. 養蜂状況
      昨年度まで順調に推移してきましたが、一方で収穫までの期間が長く必要になるといった兆候を生じていました。今年に入り長雨の影響もあってか同状況が著しく進み、これまでプロジェクトサイトであるマライタ州中央部では蜂蜜の生産量が激減しています。原因については諸説ありますが、視認されている問題は以下の通りです。

      ①長雨による影響

      ②女王蜂の更新
      一般的に3~7年程度で女王蜂を更新する必要がありますが、うまく行われていません(女王蜂の不足による)。

      ③害虫の影響
      気候変化などとも関連されると思われますが、蛾による巣箱の汚染が目立っており、巣箱の設置場所などを変える対策を進めています。
      巣箱の害虫

      ④外来蜂の影響
      アジア蜂の飛来を確認しています。農業試験所などのないソロモン諸島では、解決に向けての対応も容易ではありませんが、同国でも問題視しており、ニュージーランドの専門家が調査を進めています。

      生じる現象の中でもアジア蜂の出現が、動物の世界で微妙に影響していると考えられています。ソロモンの蜂の世界は、これまで在来種とヨーロピアン蜂によって構成されていたのですが、首都のあるガダルカナル州を皮切りにアジア蜂の活動が報告されていました。これまでマライタ州では報告されていなかったのですが、昨年あたりから急に現れ、養蜂が低調になっているというものです。アジア蜂は輸出入特に木材運搬船に同行してくると考えられ、ロギングが主要産業であるソロモンの開発による弊害とであると同時に人やモノの動きが島嶼国でも盛んになっているという現れです。
      専門家が調査に入っていますが、正式な報告はまだなく、当地では現状を見守るといった状況です。もちろん全滅している訳でなく、収穫期が長かったり収量が落ちたりという報告ですが、地域によってはこれまで通りに収量を上げているところもありますので、安定供給という観点から一旦様子を見守りたいと思います。

    3. 巣箱プロジェクトについて
      これまでのご支援を通じソロモン諸島での養蜂の機運は高まりつつあり、徐々にですが生産~供給体制もできつつあります。しかし、上記のような自然を相手にした現象に対し、同国の養蜂業はまだ経験がありません。農薬や抗生物質などに汚染されていないという事は自然の脅威にさらされている事でもあり、しばらく自然に寄り添いながら見守る必要があるのかもしれません。
      このようななかでは供給体制も安定性を欠く事となり、ソロモン蜂蜜ファンの皆様にはご迷惑をおかけする事になりかねませんが、どうか事情を鑑み、引き続き温かい目で応援していただければ幸いです。

ソロモンハニープロジェクト元気なミツバチたちを管理している様子

ソロモンハニープロジェクト2巣箱移転予定地

10646861_559457267491434_8708579841094056832_nマーケットの様子

ココナッツとはちみつの簡単リップバームの作り方

Pocket

ココナッツとはちみつのリップバーム

材料

  • ココナッツオイル 10g
  • みつろう 2g
  • はちみつ 2g
  • 口紅 少々(色付けしたい場合のみ)

作り方

  1. ココナッツオイルとみつろうをボールに入れて、湯煎にかけながらゆっくり溶かします。(色付けしたい場合には、口紅を少し削りとったものも入れます。)
  2. みつろうが溶けたら湯煎からはずして、はちみつを加えてよく混ぜます。
  3. はちみつがしっかりと混ざったら、保存容器に移します。

色付けしなければ、全身に使える万能バームです。
オイルとはちみつは混ざりにくいので、冷え固まる段階ではちみつをしっかりと混ぜ合わせるのがポイントです。(混ぜ方が足りないと、容器の底にはちみつだけ溜まってしまいます。)それでもはちみつが溶けきれずに多少粒っぽくなる感じはあるのですが、問題ありません。

ココナッツオイルが大体25℃くらいで溶けるので、暖かい部屋に置いておくとゆるめになります。少し固めのテクスチャーがお好みの方は、みつろうを1gほど増やして、固さを調整してみてくださいね。