むくみ解消&代謝アップ!足浴美容法

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体と心の疲れを癒やすといわれる「足浴」。通常の入浴に比べ心臓への負担が少なく、高血圧や心疾患を持つ方、高齢者や体力の弱い方にも適したリフレッシュ健康法の一つです。
足浴をすると、足ツボが刺激され、血行が良くなり全身に血液が流れやすくなります。また、むくみや疲れが取れたりするのも実感できます。

効果的な足浴方法とは
桶や洗面器などに体温より少し高めの38±2℃くらいに調整したお湯を準備します。お湯の量は、かかとから15cm~20cm位がおすすめです。
足首の内側、くるぶしの骨の少し上にある婦人科系の万能ツボ「三陰交」が浸るくらいを目安とします。

両足をお湯に入れたら、10分間のんびりした気持ちでリラックスしてください。読書や音楽で過ごすのも良いと思います。
しばらくすると全身がぽかぽかして少し汗ばんでくるのを感じるかもしれません。
温まったら、足全体をほぐすようにマッサージを行いましょう。

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不思議な特徴を持つALA

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ALAの重要性が見落とされていた!?
ALA(5-アミノレブリン酸)は、人が歩いたり動いたりするエネルギーを作り出す、おおもとのところで働いているとても重要なアミノ酸の一種ですが、実はこれまであまり注目されてきませんでした。
それは、ALAを人工的に作り出す技術が難しかった、という理由もありますが、それ以外にALAは体内ですぐに代謝されて違う物質に変化し、体内にALAとしてそのまま残っていることがないため、その重要性が見落とされていたのではないかと考えられています。しかし、現在は発酵法によるALAの量産技術が確立できたことで、様々な分野で応用されるようになってきました。

 

がんの手術に利用されているALA
ALAは『違う物質に変わる』という性質を利用して、膀胱ガンや脳腫瘍の手術に応用されています。
元々ALAは体内でも作られますが、外から取り込まれたALAは、細胞の中でポルフィリンという物質に変わります。その後、エネルギーを作るために、ヘムやシトクロムと呼ばれる、さらに違う物質に変化します。

正常な細胞では、下の図のようにALAはすぐに代謝され重要な働きを担うのですが、がん細胞ではALAから変化したポルフィリンが代謝されず、そのままがん細胞に蓄積されます。このがん細胞に溜まったポルフィリンに、ある一定の波長の光を当てると、その部分だけが光ります。つまり、がん細胞(に蓄積したポルフィリン)だけが光るので、その光っている部分だけを切除することが可能です。肉眼だけではがんかどうか判断しにくい部分でも、がん細胞が光ることで切除すべき場所を特定でき、残すことなくしっかりとがんの部分だけ切除できるのです。
これは光線力学診断と呼ばれ、現在はALAとレーザー光を用いた、正常な細胞は残しつつ、がん細胞だけを殺す、という研究も進められています。

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がん以外でも活躍しているALA
2014年8月には、大阪市立大学医学部の研究グループが感染症(MRSA)の新たな治療法として、抗生物質を使わずに、ALAとLEDを用いた光線力学療法が有効な治療効果を示すことを発見したという研究論文が、米国の科学誌”PLOS ONE”に掲載、発表されました。
様々な分野でALAを応用した研究が進められ、大きな可能性が広がっています。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

夏の疲れた肌におすすめの美顔マッサージ

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年齢を重ねると、フェイスラインがたるみがちになります。
顔が長くなったように感じるのは、決して気のせいではなく、肌のハリがなくなってたるんできている証拠。
顔のむくみを取り除いて、フェイスラインがきゅっとしまった小顔をつくる美顔マッサージをご紹介します。

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STEP1: あごから耳に向かって2本の指でさする
両手の親指と人差し指の2本の指をあごにあて、耳の下に向かってやさしくさすります。

STEP2: フェイスラインの下を押す
あごのしたに両手の親指をあて、フェイスラインの下に沿って押し(①)、最後に耳の下を2本の指で押します(②)。

STEP3: 手のひらで首の全面をさする
手のひらを首の全面にあて、鎖骨に向かって両手で交互にさすります。

顔全体の血行も良くなり肌にツヤが出てくるので、メイク前にもおすすめのマッサージです。

美容効果や若々しさを保つ注目の成分

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ALAは生命の根源物質
地球上に生命が誕生したのは、今から遙か昔の36億年前。この生命の誕生にALA(5-アミノレブリン酸)は関わっていたといわれています。
まだ植物にも動物にも進化していなかった大昔の生命体の細胞の中にすでに存在したALAは、植物や動物へと進化した今も細胞を持つほとんどの生物の中に存在し、生命維持のための重要な役割を担っています。

 

細胞の中でALAはどんな働きをしているのでしょう
ALAは細胞の中にある「ミトコンドリア」というところで作られています。「ミトコンドリア」という聞きなれない言葉が出てきましたが、このミトコンドリアでは筋肉を動かす時のエネルギー源を生み出す働きをしています。
私たちは歩いたり、走ったり、眠るときでさえ、常にエネルギーを使っています。ミトコンドリアはこれらのエネルギーの源になるものを作り出す、とても重要な細胞小器官です。
ALAは鉄と結合してミトコンドリアの機能を強化させ、エネルギー源を作るサポートをしています。

ミトコンドリアで作られるエネルギーの量が少なくなると、疲れやすくなったり、息が上がったり、朝起きれなくなったりと、体に様々な不調が生じてきます。中年になると太りやすく痩せにくくなるのも、ミトコンドリアでエネルギー源を作る能力が衰えてくるからなのです。食事などによって取り込んだ栄養を、うまくエネルギーに変えることができず体内に蓄積されてしまうために起きてきます。逆に考えれば、ミトコンドリアのエネルギーを作る能力を上げることができれば、代謝が上がり、太りにくい健康な体になるということです。その鍵を握るのが「ミトコンドリア」であり、その機能を強化してくれるのがALAなのです。

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ミトコンドリアで生まれる「代謝水」
ミトコンドリアでエネルギーを生産する過程で「代謝水」という水が生み出されます。人間の体は50%~70%が水分でできており、成人で1日あたり約500mlもの「代謝水」が生み出され、体の水分を保持する役割を担っています。また、肌の潤いにも深く関係しており、「代謝水」の生成が少なくなると、肌が乾燥したり、シワやたるみの一因にもなってきます。
ALAは若々しい体と肌を維持するために欠かせない物質の一つなのです。

 

◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

意外と知らないサプリの効果的な飲み方

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日頃から健康や美容のためにサプリメントを飲んできるという人が増えてきているそうです。
しかし、中にはなかなか効果を感じられずに続かない…という人が意外と多いといいます。

サプリメントは薬と違い、ストレートに働きかけて症状を和らげたり、治してくれるものではないので、飲んで効果を実感しにくいこともあるのです。
しかし、サプリメントの飲み方を少し工夫することで、それまでと少し違った体感があるということも少なくありません。
少しだけ飲み方を見直してみるというのもいいのかもしれません。

 

サプリメントの基本的な飲み方とは

  1. 水(ミネラルウォーター)で飲む
    基本的にサプリメントは、水かぬるま湯で飲むことがおすすめです。
    緑茶やコーヒーは、サプリメントの栄養素の吸収を邪魔するといわれているのであまり望ましくありません。
  2. サプリメントの種類で飲むタイミングを変えてみる
    ◇栄養補給系
    食事中、または食後30分位内が適しています。食品から栄養素を吸収したり消化するタイミングで摂取すると、効率よく吸収してくます。

    ◇アミノ酸系
    食後2~3時間後、または空腹時が適しています。食事と一緒に摂ると、食品に含まれているアミノ酸(たんぱく質)が先に吸収されるので、サプリメントからの吸収率が低くなりやすいのです。筋肉アップや筋肉の回復に役立ちます。

  3. 飲み続けてみる
    効果が実感できないといって、すぐに飲むのを中断してしまうという人がいますが、サプリメントは栄養補助食品ですので、即効性を期待するものではなく、最低1ヶ月、目安としては3ヶ月程は続けて飲むことをおすすめします。
    まずは、意識して毎日決まった量を飲むことを習慣にすること。もちろん、規則正しい生活や食事は基本です。