感染症と5-ALA

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身近にある感染症
私達の身の回りには、目に見えない多くの細菌やウイルス、カビ(真菌)などの微生物が存在しています。その中で、感染症を引きおこす微生物を病原体といいますが、それらの病原体が、接触、空気、動物、虫、食べ物などを媒介して体内に侵入し、増殖することにより感染症が発症します。中でも細菌とウイルスは、感染症を引き起こす微生物の代表的なものです。

細菌とウイルスの違い
よく細菌とウイルスが混同されていますが、この2つは全く異なる性質を持っています。最も大きな違いは、細菌は自分の力で増殖できますが、ウイルスはヒトや動物の細胞の中まで入らないと増殖できないという点です。ウイルスが原因の感染症には、インフルエンザ、風疹、ノロウイルス性胃腸炎、そしてエイズやエボラ出血熱などがあります。一方、細菌が原因の感染症は、大腸菌による膀胱炎、サルモネラ属菌による食中毒、百日咳、結核、コレラ、赤痢、などがあります。たとえば、膀胱炎など細菌による感染症の場合には抗菌薬が有効ですが、インフルエンザなどウイルスによる感染症の場合、抗菌薬は全く効果はありません。細菌による感染症で厄介なのは、抗菌薬に耐えた細菌が生き残り、抗菌薬が効かなくなる「薬剤耐性菌」という細菌が出現する場合です。そのようにして増えていく「薬剤耐性菌」に対抗するには、それらの菌に合わせた効果を発揮する抗菌薬が必要ですが、そのような効果をもつ薬を開発することが難しくなっています。

細菌とウィルスによる感染症

5-ALAでマラリアの増殖を抑制
三大感染症と言われるエイズ、結核、マラリアでは毎年300万人以上もの命が奪われています。中でもマラリアは、世界の総人口の約半数がマラリアの脅威にさらされ、2015年には約44万人もの死亡者が出ています(WHO調べ)。蚊を媒介してマラリア原虫が人の体内に侵入し発生する感染症ですが、現代の医療技術をもっても中々、絶滅させることが難しい疾患です。その理由は、これまで多くの抗マラリア薬が登場していますが、薬に対する耐性を持ったマラリア蚊が発生してくるため、薬の開発とマラリア蚊のいたちごっこが続いています。

このような状況の中、長崎大学ではすでにサプリメントとして販売されている5-ALAが、マラリア原虫の増殖を抑制して、さらに治癒したマウスが再感染に100%抵抗性を示すことを突き止めました。これは免疫がついてきており、ワクチンの代用にもできる可能性が高いということです。すでに試験管内での実験では、5-ALAがヒトに感染する熱帯熱マラリアの増殖を抑えることを確認したほか、マウスを用いた実験でその治療効果と再感染防御効果が確認されており、マラリア制圧の可能性が大きく高まっています。

参照:長崎大学学術情報「北教授らの研究により、マラリア制圧に大きな前進」より
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/science/science108.html

老化を防ぐ鍵は食習慣にあった!

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「もう何十年も食生活を大きく変えていないはずなのに、中年太りが気になってきた。」と嘆いている方、少なくないのではないでしょうか。肥満は体のさまざまな機能を衰えさせ老化を促進するといわれていますので注意が必要です。年齢を重ねると基礎代謝が落ちてしまうのは致しかたないですが、食べた栄養素をきちんとエネルギーとして使い切るようにすれば、肥満を予防し、解消することができるといいます。そのためにはまず、食習慣を見直してみることから始めてみましょう。食事で摂った栄養素を効率よくエネルギーに換えてその日のうちにきちんと使い切るというシステム(代謝)がうまく機能すると、体を若々しく保ち、肥満の予防にもつながるようです。まずは次の3つのルールを意識して、食習慣を見直していきましょう。

サラダ

1.食事は空腹を感じた時に。
特にお腹が空いているわけではないのに、食事の時間が来ると食べてしまう人は要注意です。食べ過ぎ、飲み過ぎで疲れた胃腸を適度に休ませるようにしましょう。空腹を感じると、胃腸の大掃除ホルモンと呼ばれる「モチリン」が分泌され、老廃物をどんどんきれいにしてくれたり、細胞内のデトックスにもつながります。体の声に耳を傾けて、お腹が空いていない時には軽食や飲み物だけで済ませるのも良いでしょう。また、夕食は就寝の3時間前までには済ませるようにしましょう。

2.腹八分目を意識する。
「腹八分に病なし腹十二分に医者足らず」ということわざがあるように、食べ過ぎは体に良くないということです。食事から摂取した栄養を体内で消化吸収しエネルギーを作り出しますが、食べる量が増えると消化酵素が活発に働きます。しかし吸収した栄養を体の細胞内に届けたり、毒素を排出したりする代謝酵素が不足し、働きが鈍ってしまうのです。また、代謝が滞ると便秘や吹き出物の原因になったり、疲労感につながる恐れもあるようです。

3.食べる順番を守る。
最終的にはすべてお腹に入ってしまうのだから、食べる順番なんて…!と思われるかもしれませんが、血糖値を急激に上げないようにするためには食べる順番が重要です。まず最初に野菜など食物繊維が多いものやタンパク質を食べるようにしましょう。米やパスタなどの炭水化物や、カボチャ、ジャガイモなど糖質のが多い野菜は最後に食べるようにしますが、最初に野菜や肉を食べることにより空腹が満たされ、血糖値を上げる要因となる糖を摂り過ぎ防止にも繋がります。

自宅やオフィスでできる お手軽ヨガ 〜椅子ヨガ②〜

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椅子に座ったまま簡単にできる椅子ヨガ!

椅子ヨガは、椅子を使うことで姿勢が保ちやすく、自然と深い呼吸を行うことができます。また、体への負担が少ないので、体が硬い方でも無理なくポーズを取ることができ、リラックスしたい時やリフレッシュしたい時に気軽に取り入れることができます。

今回は、もも裏とお尻をストレッチするポーズをご紹介します。運動した後、前屈しようとすると太ももの裏側が痛くなることがありませんか?太ももの裏側にある筋肉は、3つの筋肉があって総称して「ハムストリング筋」と呼ばれています。走ることが多い人はよく発達する筋で、「ランナー筋」ともいわれています。ハムストリング筋は、疲労しやすく固まりやすい筋ですので、足が疲れている時や下半身の冷えやむくみが気になる方は、ぜひ試してみてください。

椅子ヨガ

  1. 椅子に浅く座り片膝を曲げたまま、片足を前に伸ばしていきます。
  2. 曲げている足の上に両手を置いたら、背中を伸ばしていきます。
  3. 伸ばしたところで、息をゆっくり吸って、息を吐きながら上体を前に倒していきます。
    【ポイント】 前に倒していくときに背中が丸まらないように頭頂を前の方に長く伸ばしてお尻は少し後ろに引くようにイメージで上体を倒していきます。
    【ポイント】 余裕があると足の爪先を天井に向けていくと、足の裏側がさらに伸びていきます。
  4. 深い呼吸を行います。吸って、吐いてを2〜3回ほど繰り返します。
  5. 上体をゆっくり起こしていきます。反対側も同じように行ってください。

Youtubeで紹介しています。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=GBHdtWfnAXk

ヨガ・ピラティス専門スタジオ ヨギフィール

最近よく聞く「マインドフルネス」って?

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「マインドフルネス」という言葉をご存知ですか?「今起こっていることに対して注意深く五感を注ぎ、判断や批判なくそのまましっかり認識すること」をマインドフルな状態といい、心の整った健全な状態が良いことにつながるという考え方で、健康やビジネス上での利点が科学的にも次々と確認されるようになりました。
日頃からこの心の状態に自然になるようにするための最も効果的な訓練法として紹介されているのが「マインドフルネス瞑想」です。方法はさまざまですが、もっとも簡単にできる方法は「楽な姿勢を保ったまま(座っても立ったままでもどちらでもOK)少しの間自分に意識を向ける」というものです。まずは自分の呼吸に意識を向けるようにするだけでも十分で、この瞑想を習慣として続けていくと、不安が軽減される一方で幸福感や集中力が高まったりするなどのうれしい効果が期待できるといいます。また、高血圧の改善や血糖値やコレステロールの上昇抑制といった効果も報告されています。

マインドフルネス

このマインドフルネスはスキンケアにも効果的です。特に夜のスキンケアタイムは自分の肌の状態と向き合う絶好のチャンスです。いつもより少しだけ丁寧に自分の肌をに意識を向けながらお手入れしてみましょう。もしかしたら吹き出物や顔のコリなどに気付いてしまうかもしれませんが、そんな時は「少し疲れているのかな」と考えるようにして、いきいきとした肌を想像しながらやさしくいたわるようにケアしてみましょう。
さまざまな効果を発揮してくれるマインドフルネスの考え方を取り入れたら、食事がよりおいしく感じるようになったり、いつもは気付かない幸せを発見したり、自分のことがもっと好きになるかもしれません。

ALAの不思議な魅力
ーALAも目の健康維持に!?ー

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眼精疲労は現代人の宿命
長い間、パスコンやスマホの画面を見続けると、眼球が固定されて目の筋肉が緊張し、目のあたりの血行が滞ってきます。目も運動と同じで運動不足になり、眼精疲労やドライアイなどの症状も出やすくなります。目をケアすることで、疲れだけでなく肩こりや気持ちまでリフレッシュできるので、これから紹介するアイケアをぜひ試してみてください。まずはどこでもいつでも手軽にできる「眼球グルグル体操」です。

眼球グルグル体操

① まず両手のひらを合わせて、こすり合わせよく温めます。
② 温まった手のひらを閉じたまぶたの上に当てます。
③ 目が少し温まったなと感じてきたら目を開けて、眼球を右に10回程、左に10回程と交互にぐるぐる回転させます。

この体操は目や目の周りの毛細血管のすみずみまで血液が流れて目の筋肉が鍛えられます。その他にも、私たちの体には目に良いツボがいくつかありますが、足の甲側の中指と人差し指の骨の間にある「眼睛( がんせい) 」というツボが涙の分泌を促すため、ドライアイに効果があります。反対側の足のかかとで踏んで、全体的に眼晴を押してもいいですし、少し強く押したい場合は手の親指の先をツボに当てて30回程度指圧するといいでしょう。

眼睛(がんせい)

目にいい食事
ほうれん草やかぼちゃなどの緑黄色野菜に含まれる「ルテイン」や「ゼアキサンチン」などは、目の網膜を守るのに有効な栄養素です。また、青魚に含まれる「E P A 」や「DHA」などは網膜細胞を柔らかくする働きがあり、網膜の反射機能を高めているといわれています。魚を多く食べる漁師さんは眼鏡を使用している人が少ないのはそのせいでしょうか?最近ではブドウなどに含まれるレスベラトロールがもっとも注目されていいますが、このレスベラトロールは強い抗酸化力を持つポリフェノールの一種で、目のかすみや視力の低下、頭痛などを伴う眼精疲労の緩和にも役立ちます。

ALAも目の健康維持に!?
甘酒や赤ワインなどの多く含まれるALA(5-アミノレブリン酸)も、近年では目に良いと注目されている成分の一つです。SBIファーマの田中徹博士によると、「ALAは細胞の中にあるミトコンドリアの電子伝達系を増強することで知られています。ミトコンドリアの活性化はエネルギー産生を増強するため、エネルギー消費の大きい目の健康維持にも役立つ可能性が高いというのが専門家の共通した見解です。」とのこと。目のケアは、疲れを取るだけでなく、リフレッシュやエイジングケアにもつながるのでぜひお試しください。