古代、占星術は天文学や医学などと同等の学問の1つとして学ばれていて、医者は患者のホロスコープを理解し治療にあたっていたという歴史があります。「医学の父」と呼ばれる古代ギリシアの医師ヒポクラテスも「A physician without a knowledge of Astrologyhas no right to call himself a physician.( 占星術の知識をもたない医師は、医師だと名乗る資格がない。)」という言葉を残しています。
半月(上弦の月) First Quarter Moon
膨らみゆく半月。物事を拡大していくエネルギーの最も勢いの良い状態です。ゴールを目指し一直線に突き進むタイミング。軌道修正が必要なら見直して調整もできる時。とはいえ、スピードをゆるめたり立ち止まったりすることなく、満月に向かって目一杯駆け抜けていきます。
満月 Full Moon
文字通り月が満ちるタイミング。到達点・転換点。結果がでたり、状況が大きく動いたり、これまで積み重ねてきたものがまとまってくる一段落のような節目になります。新月から満月の間に培ってきたものを見つめてみるのも良いでしょう。
半月(下弦の月) Last Quarter Moon
欠けてゆく半月。新しく生まれるサイクルを前に、物事を熟成させる時間です。上弦の月と比べるとスピードは緩やかで、「次」を意識しゆっくりじっくりと最後を迎えていくようなタイミングになります。これまでの歩みを振り返り、今手の中に「ある」ものを大切にし、不要なものは整理し手放していく。そうしてまた新しい月が生まれていきます。