ゆらぎ肌の原因を知って今年こそ春肌トラブルを回避!

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トラブルの多い春のゆらぎ肌
1年でもっとも肌がゆらぎやすい季節になりました。あるアンケート調査では、20代から40代の女性の約7割が「肌荒れが気になる。」「肌表面がゴワゴワする。」といった肌トラブルを感じたことがあるといいます。春は、1年でもっとも肌トラブルが起きやすい季節なのです。

実は春先の肌トラブルの原因は単なる乾燥だけではありません。たとえば、三寒四温による急激な温度差が引き起こす肌への負担も大きいですし、春特有の強い風により花粉、ほこり、黄砂、PM2.5など肌にとって刺激になるものが空気中を蔓延し、肌の表面に付くことも原因です。また、3月から5月は1年でもっとも紫外線量が増えますし、新生活など環境の変化がもたらすストレスも原因とされています。さらに、冬の間の冷気と、潤いを奪う暖房環境にさらされていたお肌は潤い不足となっているため、前述したような刺激が加わることでお肌のバリア機能が低下し、肌トラブルが起きやすくなってしまうのです。

トラブルに負けない、健やかな肌を育てるために必要な3つのこと
ステップ① 落とすケア
春の風にのって、肌にはさまざまな汚れが付着しているため、肌の汚れはその日のうちに洗顔でしっかり落とします。毛穴に中に詰まってしまった汚れは細かい泡を転がすように丁寧に洗顔を。乾燥がひどい時や吹き出物などの肌トラブルがある場合は、刺激が弱めの洗顔料を使用するのもおすすめです。

ステップ② 補うケア
汚れをしっかりと落とした肌には、保湿成分が配合された化粧水や美容液、クリームで潤いを保つ力を高める保湿ケアを行います。潤いバランスが整った肌は、外側からの刺激を受けにくくなります。また、春に起こりやすいくすみが気になる方は、いつもより多めの保湿ケアを心がけてみてください。
乾燥や肌あれを起こしている肌には、肌表面の保護成分や、肌あれ防止成分なども補うことで、肌が正常に戻ろうとする力をサポートすることができます。肌の調子が良い時は、保湿重視のスペシャルケアを取り入れます。

ステップ③ 守るケア
日中は日焼け止めを使用するだけでなく、傘や帽子などで直接紫外線を浴びるのを防ぐことで、紫外線によるダメージを予防することができます。肌が不安定な時は、ノンケミカルタイプの日焼け止め製品がおすすめです。

女性はなぜ化粧をするのか。

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昨秋、関東圏の某鉄道会社の車内広告が話題となりました。
それは、「電車内でのメイクは、他のお客様へご迷惑となるのでやめましょう。」といったメッセージのものでした。人々の反応は賛否両論で、一時はインターネット上で炎上するという騒ぎにまでなりました。

そもそも「なぜ女性は化粧をする」のでしょうか。2013年に行われたある調査では、「身だしなみとして当たり前だから」という回答が最も多く、続いて「紫外線などから肌を守るため」、「ノーメイクでは恥ずかしいから」という回答が多く見られたそうです。また、「きちんとした印象に見せるため」との回答も見られました。

いったい、女性はいつから化粧をするようになったのでしょう。調べてみるとその歴史は古く、3世紀後半頃の古墳時代に魔除けとして赤い土を顔に塗ったことが始まりとされています。悪いものから身を守るもためで、現代の“おしゃれ感覚”の化粧とは全く異なるものでしたが、飛鳥時代の後半には、大陸から紅や白粉、香などの化粧品が輸入され、日本における化粧の習慣がはじまったとされています。いつの時代も、女性が「美しくありたい」と願う気持ちは変わらないものですね。
女性としての身だしなみとして、美しく、そしてきちんとした印象を与えるために化粧をするのであれば、公共の場でなく自宅や化粧室で、というのが、社会人としてのマナーではないのでしょうか。

冬でも必要な紫外線対策

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1年中降り注ぐ紫外線に要注意
 冬になると夏のように強い日差しを感じなくなるため、「紫外線ケアは夏だけで冬は特にしない。」という方も少なくないのではないでしょうか。しかし、冬の寒空の中も、紫外線は1年中降り注いでいます。
下のグラフは1年の紫外線量を記録したものです。肌の表面に炎症を起こし赤くなったり、日焼けの症状の原因になる「UV-B波」の量は、たしかに5月から9月のピーク時に比べて少なくなっていますが、肌の深部にまで達して肌細胞を傷つけたり、シミやシワなど老化の原因となる「UV-A波」の量は、1年を通して変化があまりないのがわかります。そのため、気付かないうちに紫外線の影響を受けてしまっているのです。
特にこの季節は、気温や湿度が低く、肌も乾燥しがちです。乾燥した季節に火災などが多いことからもわかるように、私たちの肌も乾燥している時ほど傷つきやすく、老化が進みやすくなります。しかし、肌の潤いが保たれていれば、紫外線や乾燥から肌を守ることが可能です。

肌の潤いを保つために日頃から心がけたいこと
①十分な保湿ケア
お手入れの最後には、両手で顔全体を包み込む仕上げを。より一層保湿効果が高まります。

②紫外線ケア
最近では、化粧下地やファンデーションにも紫外線カット剤が含まれているものが多いので、上手に活用したいものです。

③バランスの取れた食事と十分な睡眠
生活習慣は、健やかな肌の基本です。また、肌細胞が生まれ変わるといわれるゴールデンタイム(22時〜2時)を意識するようにしましょう。

体の中からも紫外線ケアを
健やかな肌には、内側からの栄養も欠かせません。紫外線を浴びることで、体内には活性酸素が発生します。この活性酸素こそが美容の大敵といわれ、シミやしわ、たるみといった肌老化の一因となります。この活性酸素を除去する働きがあるのが抗酸化成分です。

たとえば今旬を迎えている野菜ですと、強力な抗酸化力を持つβ-カロテンを豊富に含むニンジンがおすすめです。他にも、抗酸化作用だけでなく疲労を回復させる働きがあるアリシンという成分やビタミンCを豊富に含むネギも日々の食卓に取り入れやすいのではないでしょうか。

日々のお手入れと旬の食材を上手に取り入れて紫外線から肌を守り、厳しい乾燥の季節を乗り越えましょう。

体や肌の調子は腸内環境から。 手軽に始められる「菌活」

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体に良い働きをする菌を食事からとり入れることで、美容と健康の両方に効果を期待できるという「菌活」が注目されています。
食事でとることができる菌は、実は私たちの身近なところにたくさんあるのです。たとえば、日本人の食事には欠かせないしょうゆや味噌などに含まれる麹菌、ヨーグルトやチーズ、漬け物などに含まれる乳酸菌、納豆に含まれる納豆菌なども菌の仲間です。さらに、きのこも「菌類」に分類され、菌そのものを食べることのできる食材です。

それぞれ効果が異なり、麹菌は疲労回復や便秘予防、乳酸菌はコレステロール値の低下や便秘予防のほか、花粉症予防の一つとしても知られています。納豆菌は血栓を溶かす作用があり、動脈硬化の予防や骨粗しょう症の予防も期待されています。きのこは、善玉菌の栄養となる食物繊維が豊富で、食物繊維は腸内のコレステロールや脂質を吸着し、便秘の予防や改善に効果を発揮してくれます。

また、菌を摂取すると、免疫力のアップや花粉症などによる不調の緩和も期待できるそう。
積極的に食事に菌をとりいれて、カラダの中から美しく健やかに過ごしましょう。

冷える女はたるむ?!冷えとお肌の関係

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先日某女性誌で「冷える女は、たるむ。」という見出しを見かけ、ハッとさせられました。冷えが様々な肌トラブルの原因となり、エイジングを加速させるということを、普段そこまで意識していなかったからです。実に約8割もの女性が慢性的な冷えに苦しんでいるといわれ、「冷えとり」「温活」など…毎年寒い季節の訪れとともに「冷え」にまつわる流行や健康法などが次々と話題に上るのも、すっかり定番化してきました。それほど冷えは女性にとって深刻な悩みであり、高い関心事になっているということですね。今日は「冷え」と私たちの「お肌」の関係についてご紹介します。

冷えがお肌に与える影響
もともと肌は体のいちばん外側にあるため冷えやすい場所です。冷えると血の巡りが悪くなったり滞ったりするので、本来行き届くはずである栄養素がきちんと肌細胞まで運ばれなくなります。そうなると肌は栄養不足になり、老廃物や毒素が溜まり、ターンオーバーの乱れや顔の筋肉の衰えを引き起こします。その結果、乾燥やしみ、シワ、たるみなどの肌トラブルが起こってくるのです。

冷えない体づくりに効果的な改善法
冷えない体づくりは、美しく若々しい肌をキープするために大切なポイントだということがわかってきました。それではどのような改善法があるのでしょうか。

1. 体を温める食事を心がける

東洋医学では、冷えは「万病のもと」と重視されています。食べ物を「陽」「平」「陰」の3つの性質に分け、冷えの改善のためには「陽=体を温める食べ物」を積極的に摂ることが大切だと考えられています。「陽」の食品の見極めるポイントは3つ。

・色の濃い食材
・寒い季節にとれる食材
・根菜やイモ類など地下でエネルギーを蓄えた食材

代表的なのは、ネギ、生姜、にんにく、こんにゃく、ゴボウ、蓮根、山芋などです。
また、体を内側から温めるには「温めて食べる」ことも大切です。生野菜よりも温野菜。冷たい飲み物よりは温かい飲み物を。火を通した食べ物を温かいうちにいただきましょう。

2. 適度な運動を習慣化する
体を動かすと筋肉を使うため、血流が良くなり体が温まりやすくなります。
スポーツジムに通い本格的に筋トレに励むのはもちろん効果的ではありますが、そこまで大掛かりでなくても、スクワットやストレッチなど簡単に体を動かすことを習慣化したり、エスカレーターをやめて階段を使用したり、短時間のウォーキングを取り入れたりと、自分が実践しやすい方法で毎日継続することがポイントです。
女性は男性に比べ筋肉が少なく脂肪が多いため、冷えやすい体の構造になっているといえます。 筋肉を増やして温まりやすい体づくりを目指しましょう。

3. 入浴時はシャワーだけでなく湯船に浸かって
簡単にシャワーだけで済ませるのではなく、ゆっくり湯船に浸かることが大事です。
普段は忙しく時間がない人でも、ぜひ週末は半身浴などで全身の血行が良くなるまでしっかり温めてあげてください。入浴でリラックスすることは、ストレス軽減にも繋がります。浸かりながらのマッサージも効果的です!

冷えは生活のちょっとした心がけで防ぐことができます。体質からくると諦めていないで、今年の冬こそは冷やさない体づくりで美肌も健康も手に入れましょう。