1万年以上も前から人々の生活に取り入れられ、薬や甘味料として重宝されてきたはちみつは、近年の健康志向の高まりや養蜂技術の向上などにより、2013 年にはおよそ168万トンのはちみつが世界中で生産されました。
168万トンと聞いてもピンとこないですが、年々生産量が増加しているはちみつが実際に世界のどんな国で作られているかご存知ですか?
中国での生産量は、全体の27%を占め、その大地の大きさを思い知らされます。
中国産のはちみつは大容量で、日本のスーパーマーケットなどでもよく並んでいるのを見かける一方で、国産のはちみつは小瓶で割高だと感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、日本で生産されるはちみつは、世界の生産量のわずか0.2%ほどだそうです。
こうしてランキングを見てみると、世界中のあらゆる地域ではちみつが生産されているのがわかります。
アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカと、人種や文化に関わらず、はちみつが人々の暮らしと密接な関係にあるということでしょう。
その養蜂スタイルや花の種類は地域によって様々ですが、数え切れない世界中の食べ物の中でも、はちみつのようにどの国でも愛されているものはそう多くないのではないでしょうか。
時には、いつものお気に入りのはちみつを横において、まだ知らない国のはちみつを味わってみませんか?