“美味しい笑顔が、世界を好きになる直行便” ランチトリップでソロモン諸島便が開催されました

Pocket

ランチトリップメニュー
世界各国の料理を楽しみながら旅をするように異国のことを学ぶ、「ランチトリップ」というイベントをご存知ですか?マレーシア便、ロシア便、パレスチナ便…など毎回世界の各国をテーマに、1〜2ヶ月毎に都内中心に開催されているイベントです。
今年の3月、その「ランチトリップ」にて、初のソロモン諸島便が開催されました。

“LunchTripではスタッフをクルー、参加者をパッセンジャーと呼び、特定の国の案内をする方をガイドと呼び、ランチの約2時間半を飛行機内に見立てています。”(ランチトリップ Webサイトhttp://www.lunch-trip.com/より)

ランチトリップ ソロモン諸島便では、電気・ガス・水道のない大自然の中での暮らしや、ソロモンの人々に古くから大切にされてきた習慣などが色鮮やかな現地の写真と共に紹介されました。当日は、ソロモンから来日して3年目のリビー(Ribby)さんもプレゼンターとして参加され、日本とソロモンの違い、それぞれの好きなところ、苦手なところなどが紹介されました。

会場の様子

このイベントの目玉とも言えるランチタイムには、日本ではレストランなどで食べることのできないソロモン料理が提供されました。現地で実際に食べられているソロモン料理をもとに、半年以上かけてソロモンにゆかりのある方の協力を得て、この日のために用意された特別メニューということで、参加者の皆さんも初めて口にするソロモン料理に満足気な様子でした。

お料理の数々

ランチメニュー
・テロアオイ (生野菜とマグロのココナッツミルクマリネ)
・フィスアンチップ (ソロモン風フィッシュアンドチップス)
・ココラコスプスプ (チキンのココナッツミルク煮)
・クマラプディング (サツマイモ、バナナ、ココナッツミルクを交互に重ねて蒸し焼きにしたもの)

参加者の多くは、「ソロモン諸島ってどこにあるの?」という疑問を抱きながら参加されていたようですが、イベントが終わる頃には「ソロモンに一度は行ってみたい!」という声が多くあがっていました。次回のソロモン諸島便の開催は未定ですが「ランチトリップ」に興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

▶︎ ランチトリップ Webサイト http://www.lunch-trip.com

40代からの 上手な紫外線ケア
日焼け止めの正しい選び方と塗り方

Pocket

いよいよ紫外線が強くなる季節がやってきました。紫外線はシミの原因になるだけでなく、シワやたるみの原因にもなってしまうので、とにかく念入りに日焼け止めを塗っているという人も多いと思います。40代頃からは、若いころに浴びてしまった紫外線の影響でシミが出てきて、さらに紫外線を浴びることで濃くなってしまうシミもあるそう。 本格的な夏を迎える前に、正しい日焼け止めの選び方と塗り方をおさらいしておきましょう。

「SPF」と「PA」って?
SPFとは、UV-B(肌表面の日焼けやシミの原因となる紫外線)のカット効果を数値化したものです。「SPF1」なら効果は20分となり、「SPF30」なら20分×30で約10時間紫外線から肌を守ることができます。
PAとは、UV-A(肌内部のシワやたるみなど老化の原因となる紫外線)のカット効果を数値化したものです。「+」から「++++」の4段階で表され、「+」の表示が多いほど、カット効果が高くなります。

SPF値が高ければいいというものではない
つい高い効果を望んでSPF値の高いものを選んでしまいがちですが、SPF値が高いと肌への負担は大きくなりがちですので、肌が弱い敏感肌の人は、なるべくSPF値が低めのものを選びましょう。普段の家事や近所への外出ぐらいなら「SPF15~20」のものを、日差しが強い真夏日や長時間の外出では「SPF30」のものを選ぶと良いようです。より肌への負担が気になる人は、「紫外線吸収剤無配合(=ノンケミカル)」
「石けんで落せるもの」と謳っているものを選びましょう。

日焼け止めの上手な塗り方

  1. 日焼け止めを塗る前の保湿はたっぷりと
    日焼け止めを塗る前にまずはしっかりと保湿をしましょう。塗る順は、基本のスキンケア→日焼け止め→化粧下地→ファンデーションがおすすめです。耳、首の後ろなどは塗り忘れに注意しましょう。
  2. 外出の30分前に塗る
    日焼け止めは、肌にしっかりと馴染んでいないと効果を発揮できません。外出の30分前には塗って肌になじませておきましょう。
  3. こまめに塗りなおす
    日焼け止めは汗や皮脂で取れてしまうので、2〜3時間ごとに塗りなおします。塗りなおす時には、ティッシュやハンカチを軽く押すようにして、肌表面の汗や皮脂を取り除いてから重ね塗りをします。

一日の終りには、しっかりとクレンジングで日焼け止めを落とすことも大切です。肌の表面に日焼け止めが残ってしまうと肌トラブルの原因にもなるので、その日のうちにしっかりと洗い流しましょう。丁寧に洗い流した後はいつもよりたっぷりと保湿ケアをして、紫外線のダメージを受けた肌を落ち着かせてあげましょう。

ALA+ミネラルのパワー

Pocket

ALAとミネラルの組み合わせが秀逸
ALA(5-アミノレブリン酸)はヒトや動物に限らず、植物の中にも存在するアミノ酸ですが、ALAが単体で働くよりも、「ミネラル」と協力して働くことで、大きな力を発揮することがわかっています。

例えば、ALAと鉄(Fe)が組み合わさると、「ヘム」と呼ばれる物質が作り出されます。「ヘム」は血液の原料になったり、ATPというエネルギーを効率的に作る働きをします。
あるいは、ALAがコバルト(+Co)と組み合わさると「ビタミンB12」が作り出され、赤血球の生成を助けたり、神経の機能を正常に保つ働きをします。
また植物においても、ALAと「マグネシウム」が組み合わさると、葉緑体の中で作用するクロロフィルとなります。クロロフィルは、光合成には必要不可欠な物質ですのでALAも植物にとっては、欠かせない成分と言えるのです。

ALAはミネラルと組み合わさって効果を発揮する

そもそも「ミネラル」って何?
ヒトの体をこれ以上細かく分けられない元素レベルまで分解すると、炭素(C)水素(H)酸素(O)窒素(N)の4つの元素が全体の約96%を占めています。そして、これら4つの元素以外の全ての元素が、総称して「ミネラル」と呼ばれています。
「ミネラル」は、5大栄養素の一つとされ、タンパク質・脂質・炭水化物の3大栄養素に、ビタミン・ミネラルが加わり、私たちの体をつくり、調子を整えてくれます。

ヒトに必要な五大栄養素

「ミネラル」は、体の機能を維持、調整するのには欠かせない栄養素ですが、私たちの体内で作り出すことができないため、通常は食べものや飲みものから補うしかありません。必要な量はごくわずかですが、不足すると「ミネラル欠乏症」という症状が起き、様々な病気の元になると考えられています。

ミネラルにも「ALA」が必要だということ
そんな大切なミネラルですが、実はALAと組み合わせることでミネラルが持っている力を発揮することができるのです。
現代の化学の力によって体を構成する物質を元素レベルまで細かく分類できるようになったのですが、実際には、ひとつの成分だけが単独で働くことはなく、様々な成分と組み合わさり、形、名称を変えて生命を支えています。その様々な成分を支えたり、力を引き出すのがALAの魅力ともいえるでしょう。

 
◎ALA(5-アミノレブリン酸)について
体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸、ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー産生に関与するタンパク質の原料なる重要な物質です。しかし、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。酎粕や赤ワイン、かいわれ大根れなどの食品にも多く含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

今日からはじめる!ハチミツ美容

Pocket

古くから人間の生活に深く関わるハチミツ。「食」のイメージが強いハチミツですが、クレオパトラも美しさを維持するためにスキンケアとして取り入れていたと伝えられています。
今日からぜひ、ハチミツ美容を取り入れてみませんか?簡単に取り入れられる3つの方法をご紹介します。

  1. いつもの洗顔フォームに
    泡立てた洗顔フォームにハチミツを1,2滴垂らし、泡が潰れないように全体を大きく混ぜあわせ、いつも通り洗顔をします。
    洗い流した後、いつも以上にしっとり感を感じられるはずです。
  2. ヘアトリートメントに
    洗髪後、毛先にハチミツをつけてみましょう。スプーンに軽く1杯程度のハチミツで大丈夫です。毛先が驚くほどまとまりやすくなります。
  3. リップトリートメントに
    唇がカサカサの時、口紅がしっかりと馴染まなかったり、発色が悪かったりして
    困ったことはありませんか?そんな時におすすめの方法です。
    唇全体に薄くハチミツを塗って、小さく折りたたんだラップでパックをしてみてください。
    3~5分置いた後、ぬるま湯で洗い流します。
    ハチミツの保湿とピーリング効果で、口紅の発色がよく感じるかもしれません。

beautyTips

古くから伝わる伝統医「カスタムドクター」

Pocket

ソロモンには「カスタムドクター」と呼ばれる民間療法を行う伝承医が存在します。彼らは古くから熱帯雨林の植物を村人に処方してきました。
マライタ州フィユ村に暮らすPaul(ポール)さんもその一人です。彼はこれまで伝統的な技術や叡智と共に、マラリアやデング熱、喘息や発熱などで苦しむ人々と向き合ってきました。
「カスタムドクター」とはどんなふうに薬を調合し、どんな人に処方しているのでしょうか。
Paulさんにお話を伺いました。

カスタムドクター Paulさん

どんな植物をどのように調合するのでしょうか?
「調合する植物は森の中にあります。カスタムメディシンはとても神聖なものなので、どの植物を使うのかを教えることはできませんが、主に木の皮を使います。必ず陽の当たる側の皮を使い、影になる側は使いません。まず皮の表面に十字架を切りお祈りをします。その皮を使いカスタムメディシン(※彼らが調合した薬のこと)を処方するのです。」

薬はいくら位で買えるのでしょうか?
「お金はもらいませんし、価格も決まっていません。時々お金を払いたいと言われますが、それは神様への感謝として教会へ持っていくよう伝えています。カスタムドクターによってはお金を要求する人もいるのですが、それはとてもよくないことなのです。」

調合した薬を配ったりするのでしょうか?
「患者から依頼がないと処方はできません。つまり、薬を飲みなさい、と強要することはできないのです。以前、2年間家で寝たきりだった女性がいたのですが、依頼がなかったため何もできなかったことがありました。」

思い出深いエピソードはありますか?
「ある日の午後手術を受ける予定の患者に頼まれ、朝10時頃に処方したことがありました。その後の術前検査で手術は不要だということになり中止に。担当医も私が調合した薬にとても興味を持っていましたよ。」

ソロモンの熱帯雨林

医療機関が限られる農村部においてカスタムドクターはとても貴重な存在です。
『カスタムメディシンは大自然と信仰が深く結びついた神聖なもの。
これからも大切に守っていきたい。』と強く語るPaulさんの瞳がとても印象的でした。