春菊とフルーツの白和え

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春菊とフルーツの白和え

今月の食材:春菊
春菊にはβカロテンやビタミンCなどが豊富に含まれ、肌の老化防止や粘膜を丈夫にする働きがあり、免疫力アップの効果も期待できます。

【材料】

  • 春菊  1/2袋
  • 柿またはリンゴ 1/4個
  • 絹豆腐 200g
  • ☆砂糖  小さじ1
  • ☆醤油  小さじ1
  • ☆すりごま(白)  小さじ2

【作り方】

  1. 豆腐を8〜10等分に切り、耐熱容器に入れてラップをしないで600wの電子レンジで2分加熱します。
  2. 出てきた水を軽く切り、ザルの上にクッキングペーパーを2枚重ねて、豆腐を包むようにしてしばらく置き、粗熱を取ります。
  3. 春菊を1分ほど軽く茹で、1cmくらいに細かく切ります。春菊の水分もよく切っておきましょう。
  4. 柿(またはリンゴ)の皮をむき、薄切りにしてから1cm程度の長さに切ります。
  5. 2の豆腐をクッキングペーパーに包んで絞るようにして、さらに余計な水を切ったら、ザルで濾してボールに入れます。
  6. 5のボールに☆の調味料と春菊を入れ、よく混ぜ合わせます。
  7. 最後にフルーツを加えて、全体になじませるように和えたらできあがりです。

ポイント

豆腐の水切りをしっかりすることで、水っぽくなるのを防ぎ、素材の味を引き出すことができます。

レシピは、cookpad(クックパッド)で公開中です!
https://cookpad.com/recipe/7389757

情報誌をリニューアルしました

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ララ・ソロモンでは、お買い上げいただいた商品とともに、隔月に発行している情報誌をお届けしております。これまで発行していた「ビューティータイムス」は2023年1月より「ALAive(アライブ)」とタイトルも新たに生まれ変わりました。いままでの美容中心の構成から、健康に関する記事を織り交ぜたスタイルへ、性別を問わずに楽しんでいただけるニュースレターを目指しています。こちらのブログでもさっそく「ALAive(アライブ)」の記事を配信しております。弊社のアドバイザーを努めていただいているというご縁から、新たに田中先生のコーナーも作りました!

今日もだれかのために・・・皆さまに寄り添った情報をお届けしてまいります。
これからもララ・ソロモンをどうぞよろしくお願いします。

5-ALAサプリは、何で飲むのがいいの?
避けたほうがいい飲み物は?

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田中博士の写真入りのタイトル画像

Q 5-ALAのサプリメントは、やはり水で飲むのがいいのでしょうか。

A 5-ALAは水溶性が高く、酸性—中性域ではとても安定していますので、水でなくてもジュースなどで飲んでいただくことができます。また、カプセルから中身を取り出して、ヨーグルト等と混ぜて飲んでいただいても問題ありません。ただし、配合している鉄分がカテキンと反応する恐れがあるので、お茶での服用は避けていただければと思います。

Q 今回、田中先生のお答えをうかがってカテキンについて調べてみたのですが、緑茶だけでなく、紅茶やウーロン茶にも含まれているんですね。今までほとんど何かしらのお茶で飲んでいたので、今後は気を付けようと思います。カテキンが含まれていない麦茶であれば問題ないですか?

A はい、麦茶は大丈夫です。緑茶、紅茶、ウーロン茶は同じ茶葉から作られていて、発酵度合いが異なるだけですので、いずれもカテキンを含んでいます。カテキン自体は身体に良いものなので、お茶は楽しみつつ、5-ALAサプリメントを飲む時だけは気をつけていただけたらと思います。

田中徹博士
世界で初めて5-ALAの大量生産を成功させた、ネオファーマジャパン株式会社のチーフサイエンティスト。
サステナブル・クルー株式会社のアドバイザーも務める。

保湿のチカラ

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保湿された肌

一年で一番乾燥する季節を迎えていますが、お肌の調子はいかがですか?
今日は実際に効果を実感した肌ケアのお話をしたいと思います。

ちょうど秋から冬に移り変わる頃、突然肌の調子が乱れ、これまでに経験したことがないくらい不調を感じたことがありました。ニキビができるような年齢でもないのに吹き出物が次から次へとでき、加えてくすんで透明感がまったくないという、鏡を見るのが億劫になってしまうような状態が一ヶ月ほど続いていました。この状態をなんとかしなくてはと、これまで見聞きしたことや思いついたことをいろいろと試しまして、たとえば、いつもより高価な化粧品を使ってみたり、古い角質が原因かと思い洗顔ミトンでマッサージしてみたり。リキッドファンデーションもやめてみたし、肌に良いと言われる食材を意識的に取り入れてみたりもしましたが、まったくと言っていいほど効果はなく…。皮膚科で専門家に診てもらおうと思いつつもなかなかそんな時間も取れず、しばらくすれば良くなるかなと半ば諦めに入っていた時でした。ふと初心にかえり「保湿を極めてみよう!」と思ったのです。

朝はなにかと時間がないので、夜の保湿ケアを徹底してみることに。いつも通りの洗顔後、ドラッグストアで購入した高保湿(と書かれた)シートマスクで10分パックした後、いつもの化粧水を手に取って顔と首を保湿。そしていつもの保湿クリームを塗るという、”いつもの”ケアにシートマスクを足しただけなのですが、これがなんと効果てきめん!4日目くらいから肌が柔らかくなったことに気がつき、一週間ほどすると肌色が明るくなってきたような気がしました。このケアを徹底して2週間経った頃には、すっかり肌荒れに悩む前の状態まで回復し、その後もこのケアを続けた結果、肌の調子は良い状態が続いているように思います。

肌トラブルが起きた時、どんなケアが合うのかは人それぞれだと思いますが、保湿はスキンケアの基本ということを身をもって体験した出来事でした。
今は乾燥による肌トラブルが起きやすい季節です。ぜひ基本の保湿は大切に、ご自身のお肌を労ってあげてください。

5-ALA研究の第一人者、田中徹博士
独占インタビュー第一回

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今回は特別に、5-アミノレブリン酸(以下、5-ALA)研究の第一人者である田中徹博士に5-ALAとの出会いから開発についてお伺いしています。田中博士は、非常に困難と言われた5-ALAの大量生産の技術に、世界で初めて成功されたサイエンティストです。
第一回、第二回に分けてお届けします。
第二回はこちら

田中徹博士とサステナブル・クルー株式会社代表取締役西屋が並んでいる写真

【西屋】
当時(凡そ30年程前)は、5-ALA自体、有用性のある成分として認められていなかったのに、なぜ5-ALAの可能性を見出されたのですか?

【田中】
それがもうこれも笑っちゃうような話なんですけど、私達は発酵法で5-ALAを作ってます。それをピュアリフィケーション(精製)して植物に吹除草剤として枯れるんですね。でも畑に撒くんだからって、精製しないで発酵液のまま撒けばいいじゃないかと撒いてみたら枯れるどころか植物がたくさん生えてきまして、一体何が起こってるのかさっぱり分からなかったんですけど、宇都宮大学の雑草防除の先生の門を叩きましてね。すると先生が「これはクロロフィルの前駆体だから草生えたって当たり前だろう」みたいなことを言われまして。「ああ、そういうことか。発酵液の中にはマグネシウムとか鉄とか、ミネラルいっぱい入ってるから植物はかえってでかくなって、精製するとポルフィリンという化合物が溜まって枯れるんだと、そういうことが分かってきたんですね。で、まずは5-ALA入りの光合成があがる肥料を作ってですね、世界展開して今でも世界中で使われています。なぜ植物の光合成が上がるのかというと、光合成のシステムの中の電子伝達系を活性化してるっていうことが分かったんですね。その仕組みっていうのが、実は人のミトコンドリアの中の電子伝達系とそっくりなんですよ。当時5-ALAは毒物だと思われてたんですけどね。でもそんなことはない。ちゃんと金属と一緒になって、ヘムやシトクロムになってくれれば、人にもいい効果を及ぼすに違いないと、これも植物の時に経験していることですから、半ば確信してましたよね。

植物にも存在する5-ALA

それでヒトでも実験していくって言うか。動物でも実験していくと、しっかり効果が出たと。で、特にその加齢に伴って発症するような慢性病、昔でいうところの成人病ですね。糖尿病ですとか、高脂血症とかそういうものに素晴らしく効果があって、でそれらの病気の原因はミトコンドリアの機能低下。そのミトコンドリアの機能低下が外生的なアミノレブリン酸の投与で回復すると、こんなストーリーになってまして。私も元々が生物屋じゃなくて物理化学屋だったもんだから、植物も動物も生き物という意味だと似たようなものじゃないかと思ってましてね。で、この辺の話をその生物の専門のスタッフにすると、仰天されるんですけども、我々研究者って、酵母をやってる人は酵母以外触りませんからね。

【西屋】
田中博士は、様々な研究の分野を横断されていますね。

【田中】
格好良く言うとそうなんですけど、単純だから。もうミネラルと一緒だったら植物でデカくなるなら、人でもそうだろうみたいな。そんな乱暴な考えですね。それで今までの医薬関係の化学というのは、おおよそ一つのものに絞り込んで、それの反応を見る。これはもう大鉄則なんですね。他のものを全部排除して1個の成分で利かそうとしてるんですけど、アミノレブリン酸が直接働きかけてるんじゃなくて、できたヘムが活性を示してるわけですから、5-ALAだけ入れたって効かないわけです。それがこんなに大事なものなのに、今まで見落とされてきてて、私はたまたま素人だったんで、ラッキーにもそれを発見したということだと思います。ただ私が偉いんじゃなくて、アミノレブリン酸ですからね。そこを間違えないようにしないといけないと思います。

田中博士の5-ALAにまつわる話の続きは、次回お届けします。お楽しみに!
田中博士のインタビュー動画は、こちらからご覧いただけます。