丸ごと玉ねぎのレンジ蒸し

丸ごと玉ねぎのレンジ蒸し

今月の食材:玉ねぎ
玉ねぎには、血液をサラサラにする成分が含まれていて、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの予防効果が期待できます。また、ケルセチンという抗酸化作用が期待できるポリフェノールも含まれるので、透明感のあるお肌作りを助けてくれるかもしれません。食物繊維やオリゴ糖も豊富なので、腸活の強い味方にもなってくれる身近な野菜です。

【材料】(2〜3人分)

  • 玉ねぎ 1個
  • バター 10g
  • 酒 大さじ1
  • 醤油 適量
  • かつおぶし お好みで

【作り方】

  1. 玉ねぎは上のかたい部分と根元を切り落として皮をむき、上の方に十字の切れ込みを入れます。
  2. 深さのある耐熱皿に玉ねぎを入れ、上から酒を振りかけバターを乗せたら、ラップをして600Wの電子レンジで5分加熱します。
  3. 取り出したらラップを外し(蒸気に気をつけてください!)、醤油をかけてお好みでかつおぶしを添えます。

ポイント

十字の切れ込みは、玉ねぎの上の方だけに入れると加熱した後も崩れにくいです。

レシピは、cookpad(クックパッド)で公開中です!
https://cookpad.com/recipe/7557902

夏季休業日のご案内

いつもララ・ソロモンをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
お客様窓口の夏季休業日をご案内致します。

お客様窓口営業時間のお知らせ

8月13日(日)〜8月15日(火)まで休業
8月16日(水)から 通常通り【毎日9時~21時】
休業期間中に休止するサービス:お電話でのご購入、お問合わせ

※メールでのお問い合わせにつきましては、上記休業期間中もご利用いただけますが、返信につきましては、8月16日(水)からのご対応となります。
※休業期間中もオンラインショップのご注文は、24時間受け付けております。
但し、8月10日(木)12時以降~8月15日(火)までのご注文は8月16日(水)の発送となります。

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ララ・ソロモンお客様窓口
電話: 0120-236-111 毎日9時~21時
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5-ALA配合肥料を使って見事な玉ねぎを収穫!

5-ALA配合肥料で大きさも収穫率もアップ!

畑で収穫した玉ねぎ

昨年2022年9月、横浜市青葉区にある社会福祉法人「グリーン」さんの畑の一部をお借りして5-ALA配合肥料を使った玉ねぎの栽培を行い、約10ヶ月間の栽培期間を経て、今年の6月上旬に収穫しました。植え付けた玉ねぎは200個ほどでしたが、5-ALA配合肥料を使っていない玉ねぎと比較しても、球の大きな玉ねぎを数多く収穫することができました。

玉ねぎを収穫している田中徹博士と弊社のスタッフたち

通常グリーンさんの畑では、収穫率の目安として8割が良いとされていましたが、5-ALAを使用したことで植えつけられた後に何らかの原因で枯死した株(欠株)が少なくなり、収穫率は9割と非常に高いものとなりました。グリーンの担当者である長谷川雅一さんによると、育苗期間中に5-ALA配合肥料を8回ほど施肥し、定植後は5-ALA配合肥料を使用せずに栽培されたそうです。苗の段階では5-ALAを与えていない苗の方が大きく生長していたため、その後の生育には不安もありました。しかし、最終的には立派に成長し、予想を上回る結果となりました。通常、5-ALA配合肥料は葉が生えてから施肥し、光合成を促進して作物を元気に育てるために使用されますが、今回の玉ねぎ栽培では、苗の状態で施肥しただけでこれほど大きな生長が見られたことに、田中徹博士も驚かれました。農業に昔から伝わる言葉に「苗半作、八分作」という言葉がありますが、苗を育て上げるまでがとても重要な工程であり、最初の苗の出来によってその作物の生育の半分以上が決まってしまうと言われています。今回は、5-ALA配合肥料を施肥することによって立派な苗に育ち、その後の生育も順調であったと思われます。

畑で笑顔の社会福祉法人グリーンの長谷川雅一さんと田中徹博士

実際に5-ALA配合肥料を使用されているリンゴ農家さんでは、リンゴのツルもとに亀裂が入ってしまう「ツル割れ」が少なくなったという報告があります。またガーベラ農家さんでは、茎が丈夫になって折れにくくなったり、トマト農家さんでは、トマトの糖度が上がったなどの声も寄せられています。5-ALAの助けで光合成が活発になり、元気な植物が育ってくれることは、多くの農家さんで実証されています。

植物への5-ALAの効果

① 光合成能力の向上
葉緑素が増えることで、生育促進・収量向上・品質向上・なり疲れの軽減などの効果を得られます。

② 耐ストレス能力の向上
植物にとって日照不足は深刻です。しかし、5-ALAを与えられた植物は低日照でも光合成が盛んになり、植物体内で糖をたくさん作ることができます。このため、低温下に耐えられるようになります。また、乾燥地や塩類 障害の土地にも効果的です。

③ 硝酸還元酵素の活性向上
植物は土壌の窒素を吸収し、アミノ酸やたんぱく質を合成します。土壌に含まれる窒素は主に硝酸体で存在し、植物は根から吸収した窒素を硝酸還元酵素と亜硝酸還元酵素という酵素を使ってアミノ酸やたんぱく質に還元します。これらの酵素の補酵素はヘムで、5-ALAを与えるとヘムが増え、硝酸還元酵素と亜硝酸還元酵素の活性が上がり、植物の生長が促進されます。また、窒素の河川への流出も抑制されます。

④ 苗の軟弱徒長抑制
育苗の際に、窒素肥料を多く与えすぎたり光量が不足すると植物がむやみに長く伸びてしまい、その結果、茎が弱くて細長い状態になる軟弱徒長になってしまいますが、これを抑制し、丈夫な苗を作ります。

⑤ 病気への耐性向上
植物が病原菌に侵されると葉や枝が枯れてきたり肉眼でも識別できる「病徴」という症状が出てきますが、5-ALAを施肥することで、病気に対する耐性が格段に高まります。

収穫された玉ねぎを乾燥させて…

グリーンさんではこちらの農場で収穫した作物を乾燥野菜に加工し、地元でパスタセットなどにして、販売しています。今回は、収穫した玉ねぎを乾燥させ、玉ねぎを使った(アラ玉パスタ)のセットを作る予定です。完成は秋頃を予定しており、多くの方に食べていただけるよう、何らかの形で告知する予定です。

協力:社会福祉法人グリーン
https://green1993.or.jp/

5-ALAの製造方法の「発酵法」と「化学合成法」の違いとは?

田中博士の写真入りのタイトル画像

Q 5-ALAの製造方法には「発酵法」と「化学合成法」があると伺いました。それらの違いを教えてください。

A まず、化学合成法にはいろいろな方法がありますが、一般的なアミノ酸の化学合成法は猛毒のシアンを用いて窒素を導入し、水素で還元してアミノ基とします。きちんと精製されればよいのですが、管理の厳しい医薬はともかく、食品に使うのは不適だと思います。
発酵法では原料は食品として使われる糖などと水ですから安心で、ほとんどのアミノ酸は発酵法で作られています。食品薬品区分の確認でも、光合成細菌「ロドバクターセファロイデス」を用いた発酵法で作られた5-ALAのみが食品として認められています。光合成菌の持つ5-アミノレブリン酸合成酵素の働きで「スクシニルCoA」と「グリシン」が縮合して5-ALAが生産されます。これは体の中でミトコンドリアが5-ALAを作るのと同じ仕組みです。ちなみに、光合成細菌がプロテオバクテリアに進化したのちに古細菌に住み着いてミトコンドリアとなったと言われていますので、5-ALAの作り方が同じなのも頷けます。発酵法は、スケールアップすればコストも低くなり環境にも優しいという特徴もあります。

Q 御社の5-ALAは発酵法で製造されているため、安全で安心ということですね。

A そうですね。初めての方でも飲み続けている方にも安心して飲んでいただけますし、環境にも優しいと言えますね。

田中徹博士
世界で初めて5-ALAの大量生産を成功させた、ネオファーマジャパン株式会社のチーフサイエンティスト。
サステナブル・クルー株式会社のアドバイザーも務める。

健康と睡眠の関係

睡眠と健康の関係についての興味深い研究結果が2022年に発表されました。国立精神・神経医療研究センターなどのグループの共同研究によるもので、朝目覚めた時に感じる「睡眠休養感」が健康にとって重要であることが明らかになりました。
睡眠休養感とは、朝起きた時に睡眠によってどれだけ体が休めたと感じたか、睡眠の質を測る指標です。研究では、「働き盛り世代(40〜64歳)」と「高齢世代(65歳以上)」の2つのグループに分けて、「睡眠休養感」と「睡眠時間」、「床上時間(寝床に入ってから寝付くまでの時間も含む寝床で過ごす時間)」を調べ、健康には「睡眠休養感」と「床上時間」が関連していることが示されました。

眠っている

働き盛り世代では、睡眠時間が短く、睡眠休養感が低いほど死亡リスクが高くなり、特に、睡眠時間が5時間30分以下になると、死亡リスクが約1.5倍上昇します。高齢世代では、床上時間が長くて睡眠休養感が低い場合に死亡リスクを高めることがわかり、特に、床上時間が8時間以上で睡眠休養感がない人は、床上時間が7時間ほどでも睡眠休養感がある人と比べて、死亡リスクが約1.5倍を超えることがわかりました。

一般的に加齢とともに必要な睡眠時間は短くなり、60歳では1日6時間ほどの睡眠時間で十分と考えられています。高齢世代は、できるだけ若い頃と同じように睡眠時間を確保しようとして必要以上に寝床に留まってしまう人もいますが、寝付けないことがストレスになり、活動量が減ることで健康に悪影響を与えている可能性もあります。

働き世代は睡眠時間を確保すること、高齢世代は長く寝床に留まらないように注意して、いずれも睡眠休養感につながる睡眠の質の改善を心がけてみましょう。ぬるめの湯船に浸かったり、ゆったりとした音楽や好きな香りでリラックスする時間を作ったり、朝起きたらすぐに日の光を浴びるなど、できることから意識してみるといいかもしれません。